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【海外発!Breaking News】高圧線の上を綱渡りする酔っ払い男、消防署員に救助される(中国)

TechinsightJapan / 2019年3月3日 14時23分

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楽しくお酒を飲むのは結構だが、酔って他人に迷惑をかけるとなれば別問題だ。このほど中国で、酔っ払った男が高圧線の上を行き来するという出来事が起こり、現場に駆けつけた消防隊員らは男の救助に3時間余りを要した。『shanghaiist』などが伝えている。

福建省泉州市で2月20日、通行人が電柱によじ登っている男の姿を目撃し、消防署に通報した。

通報を受けた泉州市消防署はすぐに地元の電力会社に連絡し、送電をストップするよう依頼。その後、現場にかけつけると男が高さ10メートルほど上にある高圧線で器用に行き来している姿を発見した。

何事かと集まってきた近隣住民が事の成り行きを見守る中、消防署員らはメガホンを使って男に降りるよう説得。しかし男は拒否したため、消防署員らは地面にエアマットを敷いて、万が一の事態に備えた。しかし男が高圧線を行き来するたび、消防署員はエアマットを男がいる位置まで度々移動させなければならなかったようだ。

説得から3時間経ち、消防署員は移動クレーン車に乗って男にアプローチを試みた。同時に、電線の近くの木に登っていた消防署員が高圧線上の男を自分のもとへと引き寄せ、下に敷いてあったエアマットに落とした。エアマットに転落した男に怪我はなく、その後すぐに地元警察へと連行された。

なお中国では、昨年10月にも河北省で泥酔した男が高圧線の上を歩くという迷惑行為におよび、こちらも怪我無く救助されたが、その後男は警察に御用となった。このニュースを知った人からは「電線の上を歩けるということは、それほど酔ってなかったんじゃないの」「送電を止めなかったら死んでいるだろうな」「スキルは認めるけど愚かな奴だ」「電力会社への事業妨害で賠償金を支払うべき」といった声があがっている。



画像は『shanghaiist 2019年2月26日付「Drunk guy goes for walk on high-voltage power lines」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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