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【海外発!Breaking News】「100万分の1の確率」 首のストレッチで左半身が麻痺した女性(英)

TechinsightJapan / 2019年4月24日 17時13分

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普段何気なく指の関節を鳴らす癖を持っている人は「指の関節を鳴らすと指が太くなるよ」と言われたことはないだろうか? この説の真偽のほどは別として、どうやら首の関節を鳴らすことには注意が必要だ。このほどイギリスで、23歳の女性がストレッチの際に首の関節を鳴らした後、体が麻痺して動かなくなってしまったという。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。

オーストラリア出身で英ロンドンに住むナタリー・クニッキさん(Natalie Kunicki、23)は現在、麻痺で自由の利かない身体左半分のリハビリに励んでいる。彼女は先月上旬のある日の夜、外出先から友人と一緒に帰宅し部屋で映画を見ていた。

その時、ナタリーさんが何気なくストレッチをすると、首の関節が「パキパキッ」と音を立てて鳴った。普段からしていることだったため、気に留めることもなくその日はベッドに入った。

一度眠ったものの15分後にトイレ行こうと思い、体をベッドから起こそうとしたが、ナタリーさんは自分の左足に力が入らないことに気付いた。

「トイレに行くため歩こうとしたのですが、よろめいていました。そして自分の足元をみると左足がまったく動かせていないことに気付いたのです。そのとたん私は床に倒れ込みました。」

ナタリーさんは当時一緒にいた友人男性に体を支えてもらったが、彼はナタリーさんが酔っ払っているのかと思っていたという。一方でナタリーさんは「何者かに薬物を投与されたのではないか」と思ったそうだ。

そして救急車を呼ぶことになったが、救急救命士でもあるナタリーさんは自分が救急車を要請することに少し気まずさもあり、すぐに通報することができなかったという。しかし事態はそのようなことを気にしている場合ではなかった。

ナタリーさんは到着した救急隊員に、酔っているせいだと思われないように自分が救急救命士であることを告げ、脳卒中の恐れがあることも伝えた。

病院に到着して、真夜中過ぎに脳のCTスキャンを受けることになった。するとナタリーさんの首の椎骨動脈が破裂したことにより、凝固した血液が血栓となって脳内の血管を詰まらせ、脳卒中を引き起こしていたことが分かった。しかも驚くことに、椎骨動脈の破裂は首の関節を鳴らしたことにより引き起こされたというのだ。

病院では外科医によって、ナタリーさんの詰まった箇所の血管を広げて血液の流れを良くするためステント術が施された。血栓は取り除くことができなかったが時間とともに溶解するとのことだ。

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