1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】汚れた座席への苦情で逮捕された乗客 「悪いのはフロンティア航空」と訴訟へ(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年4月28日 16時30分

写真

結婚式に出席するため米ラスベガスを訪れていたノースカロライナ州在住の母娘が、帰路のフロンティア航空機内でCA(客室乗務員)と口論になり、降機させられたうえ逮捕された。しかし、この一部始終を動画に収めていた他の乗客が「フロンティア航空が断然悪い」とSNSに投稿したことで、メディアが飛びついた。動画は拡散中で、母親はフロンティア航空の対応に怒りを爆発させており、訴訟を起こす構えでいるようだ。『ABC11 WTVD』などが伝えている。

今月15日、ロゼッタ・スウィニー(53歳)さんは14歳の娘を連れてネバダ州マッカラン国際空港からノースカロライナ州ローリー・ダーラム国際空港行きのフロンティア航空2066便に乗り込んだ。午後11時50分に離陸予定だったが、この日は機内の清掃作業が必要とのことで搭乗時間も遅れていた。

そして搭乗したものの、娘の座席が前の客の嘔吐物で汚れていたため、ロゼッタさんはCAに苦情を伝えた。ところが、CAのぶしつけな対応がロゼッタさんを憤慨させることになる。その時のことをロゼッタさんはこう振り返っている。

「娘が席に座ると、すぐ飛びあがって『手が濡れちゃったわ。これは誰かの嘔吐物よ。とても臭うもの』と言ったんです。驚いてチェックすると、娘のバックパックやシャツも濡れてしまっていました。それでCAに座席のクリーニングをお願いしました。でもCAは『それは私の仕事ではない』と言い放ち、私の訴えを無視したのです。『CAの仕事じゃなかったら、なぜ飛行機に乗っているの!』と言いたかったくらいです…。そして再度座席の嘔吐物についての話を持ち出したところ、降機するように言われてしまって。私が降機を拒否すると、CAは警備員を呼んだのです。」

しかしフロンティア航空の主張は、ロゼッタさんの言い分とは全く違うようだ。フロンティア航空はメディアに対して次のような声明を出している。

「CAは謝罪し、座席周辺が掃除できるよう2人に機内前方か後方のどちらかに移動するようにお願いしました。また『全員の搭乗が終わって席が空いているようだったら、座席を移動するよう手配します』とも伝えています。娘さんにはクリーナー用品をお渡ししたうえで、『汚れを洗い流すのに洗面所を使ってください』と伝えました。しかし母親はこの対応に不満だったようで、手に負えないほどの攻撃性を見せたことから、CAが2人を降機させる決断を下しました…。我々は乗客や乗務員の安全を第一に考えております。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください