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【海外発!Breaking News】亡き姉のため、4歳で立てた誓いを13年間守り続けた少年(米)

TechinsightJapan / 2019年5月16日 15時30分

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米ジョージア州のブランズウィック高校に通うアレックス・カンダ君(17歳)は幼稚園から13年間、一度も欠席したことがない。それは4歳の時に起こったある出来事がきっかけだった。『CBS News』などが伝えている。

13年前、アレックス君には年が3つ離れたミランダさんという姉がいた。小学校1年生だったミランダさんは学校が大好きだったが、その年の冬休み明けに学校に戻ることはなかった。ミランダさんは2006年1月6日、免疫システムの異常により肝細胞に障害が起こる自己免疫性肝炎により亡くなったのだ。

それからしばらくして、カンダさん一家はミランダさんが通っていたサティーラ・マーシュ小学校の修了式に招待された。その式でアレックス君は大勢の人が見守るなか舞台に上がり、亡くなった姉の代わりに皆勤賞を受け取った。

当時4歳で学校に行ったこともなかったアレックス君だったが、舞台から降りると父親のプレストンさんにこう告げたという。

「お姉ちゃんに敬意を表して、僕は誓いを立てる。僕はお姉ちゃんのために絶対学校を休まない。」

そして13年後の4月26日、アレックス君は卒業を控えたブランズウィック高校の特別表彰式で、13年前のあの時と同じように舞台に上がり、皆の前で皆勤賞を受け取った。姉との誓いを果たした瞬間だった。

アレックス君の両親は息子の意志の強さに脱帽した様子で、次のように述べている。

「アレックスとミランダは何をするにも一緒、ベストフレンドだったのです。アレックスが誓いを立てた時、私たちは絶対達成できないだろうと高をくくっていました。でも幼稚園が終わり、小学校1年、2年、3年とアレックスは学校を休むことはありませんでした。それでも皆勤賞をとることがプレッシャーになっていたようなので、私たちはアレックスが4年生の時、金曜日だけ学校を休ませてディズニーワールドに連れていく計画を立てたのです。でもアレックスの答えは『ノー』でした…。幼稚園から13年、アレックスは高校までは休まないという約束を立派に果たしましたよ。あの子は本当にミランダが大好きだったのです。」

アレックス君はこの快挙に「僕はインフルエンザにもかかったことがないし、とにかく丈夫だったのです。神様が姉との約束を果たせるように守ってくれたんじゃないかな。でも高校3年の時に一度だけ食中毒で辛い時がありました。それと高校最後の年は目に異常が見つかって、スケジュールを調整しながら学校に通ったのです。医師の診察は放課後や休みをうまく利用したので、遅刻や早退もしたことがありません」と明かした。

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