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【エンタがビタミン♪】NGT48問題 地元新潟では徹底追及の様相「再スタート簡単ではない」

TechinsightJapan / 2019年6月3日 16時31分

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NGT48在籍時の山口真帆が昨年12月に自宅マンション前で男たちに暴行を受けた事件を巡り、NGT48が本拠地とする新潟では経済や社会的イメージに大きな影響が出ている。5月31日にはNHK新潟『金よう夜 きらっと新潟』で「近すぎたアイドル ~岐路に立つNGT48~」と題してその問題に斬り込んだ。

5月18日にはNGT48劇場で菅原りこ、長谷川玲奈、山口真帆の卒業公演が行われ、山口は「もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と実情を訴えた。NGT48での活動を終えて菅原は歌手、長谷川は声優、山口は芸能事務所の研音に所属とそれぞれの道を進むことになる。

一方、運営するAKSはNGT48のチーム制を解体して「1期生」「研究生」による再スタートを目指す。そんななか早川麻依子NGT48劇場支配人が5月25日にTwitterアカウントを開設、「メンバーを預かる支配人として、違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたいと思います」などツイートを始めて賛否を呼んでいる。

そういう状況ではあるが、山口真帆の研音所属により全国版のメディアでNGT48問題について取り上げることが少なくなってきた。ただ、地元新潟では沈静化するどころか社会問題になっている。

NHK新潟『金よう夜 きらっと新潟』による「近すぎたアイドル ~岐路に立つNGT48~」からは、地元メディアがこの件を徹底追及する構えであることがひしひしと伝わった。

48グループのコンセプトでもある「会いに行けるアイドル」を最も実感できる握手会について「握手券1枚でメンバーと対面できるのは約7秒だが、CDを100枚単位で購入して握手券を“まとめ出し”することで数分間の会話が可能になる」との趣旨で解説すると、その交流時間でメンバーにプライベートでの接触(いわゆる「つながり」)を説得するファンの存在を明かす。そこに「リスク」が隠れていると警鐘を鳴らすのだ。

また、NHK新潟の取材班がAKS経営陣に「私的領域でのファンとの接触防止策」「会社の運営体制の見直し」「トラブルの調査や処分は十分か」「経営トップの認識」について書面回答を求めたところ、「総合的な判断で回答はできない」としか返されなかった。キャスターは「これでは再スタートへの理解は広がらないだろう」と失望感を漂わせる。

これまでNGT48と新潟市・県など自治体とのタイアップがうまく行き相乗効果を生んでいたが、それがなくなった地元経済への影響は大きい。さらには新潟県のイメージダウンも懸念される。新潟市には全国から「観光に行きません」「ふるさと納税しません」という苦情メッセージが寄せられるという。

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