【海外発!Breaking News】7歳男児の口から526本の歯を摘出(印)

TechinsightJapan / 2019年8月4日 5時50分

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インドでこのほど、右の顎あたりが腫れて痛みを伴っていた7歳男児の口の中から大小526本の歯が摘出された。処置にあたった医師は「まるで牡蠣の中にある真珠のようだった」と話している。『Times of India』『New York Post』などが伝えた。

『Time of India』によると、インドのチェンナイにある「セイヴィサ歯科大学病院(Saveetha Dental College)」に、ラビンドラナート君(Ravindranath)という名の7歳男児が父親のプラブドスさん(Prabudoss、40)と母親のラジャクマリさん(Rajakumari、33)に連れられて診察に訪れた。

ラビンドラナート君は3歳の時に右の顎あたりが腫れ始め、痛みを感じるようになったという。両親は虫歯だと思い病院へ連れていったのだが、幼かったこともあり暴れて大人しくできなかったため、治療や検査もせずにそのまま病院を後にし、以降は特に診察もしていなかったようだ。

しかし先月初旬頃、ラビンドラナート君があまりにも痛みを訴えたため、セイヴィサ歯科大学病院で診察を受けたが、医師はX線撮影とCTスキャン検査で腫れている箇所を確認すると、右顎の内部に大小の無数の歯を含んだ塊があることが判明したのだ。

ラビンドラナート君は複合性歯牙腫と医師から診断を下された。一般的に歯牙腫は歯の芽となる歯胚の形成異常により組織が増殖してできた塊状物で、放っておくと顎の骨がゆがんだり歯並びに大きく影響するという。

医師らは両親の同意のもと、先月11日にラビンドラナート君の口にある無数の歯が含まれた塊を、外科治療による手術で取り除くこととなった。手術は5時間にも及び、200グラムほどの塊が取り出された。

その塊にはびっしりと様々な大きさの歯が含まれていた。医師らはピンセットなどを使って嚢から歯を一つ一つ取り出したところ、その数なんと526本にものぼった。対応したプラティバ・ラマニ医師(Dr Prathibha Ramani)は次のように語っている。

「摘出した歯は0.1ミリから15ミリ程度の様々な大きさでしたが、それらはまるで牡蠣の中にある真珠のようでした。最も小さなものでも普通の歯と同じように歯冠、歯根があり、エナメル質で覆われていました。」

さらに口腔顎顔面外科医のセントヒルナサン氏も「これまでに歯を摘出した患者の中で最も多い本数だろう」と述べ、驚きを隠せない様子だった。

ラビンドラナート君の症状について医師らは直接的な原因を突き止めることはできなかったが、遺伝子によるものや携帯電話基地局から発せられる放射線など環境的要因が影響している可能性が高いことを示唆した。セイヴィサ歯科大学では携帯電話基地局の周辺に住む250人を検査したところ、少なくとも10パーセントの人の細胞内にある小核に変化が起きていたそうだ。

このたび無事手術を終えたラビンドラナート君だが、痛みから解放されて至って元気な様子だ。右下の歯肉内に永久歯が2本確認できるものの生えてこない可能性があるというが、21本の歯を保持することができた。なお今回の手術は、病院側の好意により無料で行われたとのことだ。

画像は『Times of India 2019年7月31日付「526 teeth removed from Chennai boy’s mouth」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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