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【海外発!Breaking News】新生児約8人分、25キロの卵巣腫瘍 59歳女性から摘出(露)

TechinsightJapan / 2019年8月31日 4時50分

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激しい腹痛と呼吸困難を訴えて病院に搬送されたロシア在住の女性の卵巣から、25キロの腫瘍が摘出されたことが明らかになった。女性は3キロほどの新生児8人分の重さの腫瘍を下腹部に抱えていたことになり、執刀したモスクワの病院の医師は、身体に異常を感じたら早めの受診をするよう呼びかけている。『The Sun』『Fox News』などが伝えた。

年金生活をしている59歳の女性が下腹部の激しい痛みと呼吸困難を訴えて、モスクワ市クリニカル病院(Moscow City Clinical Hospital)に搬送された。検査の結果、女性の卵巣には袋状の巨大な腫瘍があることが確認され、医師らは緊急手術を行った。

外科部長ドミトリー・アリュティン氏(Dmitry Aryutin)が中心となって執刀した手術で、女性の卵巣からは25キロの腫瘍が摘出された。この手術の様子は同病院のFacebookに投稿されているが、腫瘍はビーチボールに匹敵するほどの大きさがある。なお『Central European News Agency』によると、腫瘍は良性で女性は順調に回復しているということだ。

同病院は「非常に稀なケースと思われるかもしれませんが、このように大きな腫瘍が摘出されるのは決して珍しくありません。患者が症状を放置し病院へ来るのが遅れるケースがほとんどですが、腫瘍が大きくなると膀胱、胃、腸などを圧迫して痛みを伴います」とコメントしており、症状が悪化する前に医師の診察を受けるよう呼びかけた。

卵巣腫瘍は小さいうちは無症状であることが多いが、これほど大きな腫瘍があれば頻尿や腹部膨満感、体重増加、下腹部や背中の痛みなど様々な自覚症状があったはずである。医師は「早期発見のためには、年に1回は婦人科検診をしておくことが大切です」と述べている。

ちなみに今年4月には、インドの16歳の少女の子宮から15キロの腫瘍が摘出されている。少女は生理が止まり腹痛を訴えていたという。

画像は『Mirror 2019年8月28日付「Surgeon does victory dance after removing huge 55lbs tumour from patient’s ovary」(Image: Moscow Hospital #29 / east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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