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【海外発!Breaking News】銀行の手違いで振り込まれた1,200万円超を2週間半で使い果たした夫婦(米)

TechinsightJapan / 2019年9月9日 21時30分

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借金を抱え、預金残高が10万円ほどだった夫婦の口座に、突然1,200万円を超える大金が振り込まれた。夫婦はそのお金が自分たちのものでないことを知りながら2週間半で使い切り、盗難罪などで逮捕された。『WSLS 10 News』『New York Post』などが伝えている。

米ペンシルベニア州モントゥアズビル在住のロバート(36)とティファニー・ウィリアム(35)夫妻のBB&T銀行の口座に5月31日、手違いで約1,280万円(12万ドル)が振り込まれた。銀行が間違いに気づいて連絡を取ったのは6月20日のことだったが、夫妻は6月3日から19日の間にSUV、四輪車2台、キャンピングカー、車のトレーラーの購入、車の修理代、借金の支払いなどに充てたほか、お金に困っていた友人に約160万円(15,000ドル)を与えていた。12万ドルが振り込まれる前の夫妻の口座残高は約12万円(1,121ドル)だったという。

6月20日の電話で銀行側は、手違いで振り込まれた12万ドルは口座から引き出されること、不足分の約1,150万円(107,416ドル)が借入金となることを夫妻に伝えた。そして翌日、再び夫妻宅に電話をし12万ドルを返済する責任があることを伝えたが、ティファニーは「夫と相談して返済プランを考える」と答え、それ以降はぱったりと連絡が取れなくなった。

銀行側が7月初旬、州警察に通報したことで使い込みが発覚し、ウィリアム夫妻は盗難罪、盗品収受罪などで逮捕された。2人は罪を認めており、現在は約267万円(25,000ドル)の保釈金を払って保釈されている。

近所に住むロバート・ペイントンさんは「そんな大金が振り込まれていたら、まずは銀行に連絡するのが筋ってもんだろう。使い込んでしまうなんて愚かだね」と首をひねり、ネイト・ウィーバーさんも「ショックだね。銀行だって何回もチェックするだろうから、使い込んで逃れられると思うほうがおかしいよ」と語っている。

たった2週間半で約1,200万円を使い込んでしまった夫婦には、「銀行はなぜ20日間も気づかなかったの」「銀行の責任もあると思う」「知っててやったんだから犯罪だよ。買ったものを全て売ってお金を返すべき」「夫婦でって、どちらか止めようとはしなかったの」「車ばかりそんなに買ってどうするつもりだったんだろう」といったコメントが寄せられている。

ちなみに2017年には南アフリカで、手違いで1億円超の奨学金を手にした27歳の学生が約2か月で700万円余りを散財し「悪いのは振り込んだ側」とSNSに投稿し多くの学生の怒りを買った。その一方で、月に5,000ルピー(約7,400円)で暮らすインドの女性は、17億円の大金が振り込まれながらも正直に手違いであることを伝え称賛されていた。

画像は『WSLS 10 News 2019年9月7日付「Police: Couple went on spending spree after accidental deposit」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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