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【エンタがビタミン♪】堀ちえみ、笑みを絶やさず 癌手術後、初めて報道陣の前に 「やはり歌いたい」と想い綴る

TechinsightJapan / 2019年10月20日 20時11分

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歌手でタレントの堀ちえみ(52)が、著書『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』(扶桑社)を10月21日に発売する。その前日20日に都内書店で開催されたサイン会に堀が登場したが、今年2月に舌がん、4月に食道がんの手術を受けてから報道陣の前に姿を見せるのは今回が初めて。堀が現れると待ち構えた多くのカメラから一斉にフラッシュが焚かれた。

今回のサイン会では、堀ちえみは舌のリハビリ中であることから、本人のトークや質疑応答は一切行わず、代わりに事前にメディアから受け付けた質問への回答、そして堀の直筆メッセージを印刷した資料が報道陣に配られた。



白いタイトスカートのワンピースで登場した堀は、終始笑みを絶やさず。15分ほどの写真撮影の後は、ファンの目の前でサインをして完成したばかりの自著をにこやかに手渡した。堀は熱心にファンの言葉に耳を傾けて、ときに笑顔で頷き、別れ際に丁寧に握手するとファンも大感激の様子。今回募集した100名は満員になったという。堀は今月27日にも名古屋と大阪でサイン会を開催する予定だ。



メディアからの質問への回答で、「まさか自分が癌になるとは思ってもいませんでした」「強いショックを受けました」と振り返る堀は、「一人ではこの病気と闘えなかった」ことから「ずっと支えてくれた、主人をはじめとする家族、ファンの皆様、そして同じく癌と闘っている方々、他の病と闘っている方々に、沢山の感謝の気持ちをお返ししたいと思い、話すことができない分、その気持ちを文字として綴りました」と同書を出版することになった経緯を記した。



またリハビリについては「2週間に1度、言語聴覚士の先生による発声・発語のトレーニングを受けている他に、ボイストレーニングも月に1回、先生のもとへ通って練習しています」という堀は、「『らりるれろ』や『なにぬねの』など舌を使って発生する言葉が難しく、『さしすせそ』や『ざじずぜぞ』『つ』など、舌を上顎につけて風を作る音が、特に難しいです」と苦労している点を詳細に明かした。また、舌に移植した太ももの組織がだんだん薄くなっていくため、それに合わせて調整していかなければならず一進一退の状態だという。所属事務所の話では、このリハビリがいつ終わるかは分からないそうだ。



同書のタイトル『Stage For~』については「企画を提案くださった編集部からのアイデアです。癌の進行度を示す数字『ステージ4』と、私自身が再びステージに立って、家族やファンやいろんな方々のために歌いたいという想い『Stage for Family,Fan,You...etc.』を掛けたものになっています」と由来を明かした堀。今後やってみたいことについても「やはり歌いたいです。歌が歌えるようになったら、デビュー40周年記念のライブをやりたい。もともと行う予定だったのですが、手術前にはいったん諦めました。ですから今はリハビリに励んで、絶対に実現させる!という夢に向かって頑張っています」と歌への強い想いをにじませている。

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