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【海外発!Breaking News】バス乗客が運転手に暴行 「停留所の手前で降ろして」を断られて(中国)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年10月29日 21時0分

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中国重慶市で昨年10月、バスが川へ転落して運転手を含む15人が犠牲になった。女性客と運転手による喧嘩が原因だったが、あれから1年経つもののこの国ではバス運転手への暴力行為が一向になくならないようだ。今月上旬にも、乗客から殴打されたバス運転手が病院で治療を受けたという。『South China Morning Post』『Newsflare』などが伝えている。

浙江省ジョウ州市で、バス車内の監視カメラが今月4日に捉えた映像が人々の怒りを買っている。そこには乗客の高齢とみられる男が運転手の背後に近づき、飲み物の入ったステンレス製のボトルで運転手の頭を叩きつける様子が映っていた。

運転手は両手で我が身をかばおうとするが、シートベルトをしていたこともあり、攻撃の手を緩めない男から身を交わすこともできない状態だ。怒りを抑えることができない様子の男は、さらに運転手の髪を鷲掴みにして引っ張るなどの暴力をふるった。

後ろに座っていた乗客らはその様子をスマートフォンで撮影していたが、別の乗客が騒ぎに気づき、男を運転手からなんとか引き離した。しかし運転手は鼻と腕を負傷し、病院で治療を受けるはめになってしまった。

『News Flare』によると、男は停留所の手前でバスを停めて降りたかったが、運転手にそれを断られてしまったという。運転手はバスの安全運行に努め、男の要望を断固として受け入れることはなかったようだ。

男はこれに腹を立て、口論の末に暴力を振るったもようだが、この映像を見た人々からは次のような意見が集まった。

「まだ、こんなことをしているのか」
「運転手を守るために保護用のパーテーションが必要だと思う」
「実際に中国ではこんなことが日常茶飯事。政府はこのような人に対しての罰則を強化したが、まだ十分とは言えないかも」

他にも昨年に重慶市で発生したバス転落事故を引き合いに出し、「なぜまた同じことを…」と嘆く声も多く見られた。なお今回、暴力を振るった男はのちに警察に身柄を拘束されたという。



画像は『South China Morning Post 2019年10月12日付「Man attacks bus driver in China after request to disembark is denied」(News Flare)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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