【海外発!Breaking News】弟の治療費のため一日約30円の生活を続けた24歳姉、体重21キロになり入院へ(中国)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年11月5日 6時51分

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中国で病気の弟を抱えていた姉が、生活費を切り詰めた末に自分が栄養失調となり病院へ運ばれてしまった。GDP世界2位に躍り出た中国だが貧困問題は深刻化しており、貧富の格差が拡大していることが浮き彫りになったようだ。『New York Post』『BBC News』『香港01』などが伝えている。

貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州の大学に通う24歳のウー・ファイエンさんは幼い頃に母親を亡くし、頼りにしていた父親も2014年に肝硬変で亡くなってしまった。

父親を亡くしてからというもの、ウーさんは弟と一緒に暮らし、祖母から生活費を支援してもらっていた。その後、叔父夫婦から生活費として月に300元(約4600円)の支援を受けていたという。また学生ローンを払いながら大学に通っていたウーさんは、大学内で給水器の掃除と講師のアシスタントのパートタイムをして月に600元(約9200円)の収入を得ていた。

そんなウーさんだが、弟が精神的な病を抱えており収入のほとんどを弟の治療費に充てていたことから生活費を切り詰め、一日2元(約31円)で暮らしていたようだ。彼女の食事は一日に1個のパンか唐辛子をかけたご飯のみで、そのような生活を5年も続けていた。

しかし先月、とうとうウーさんの体が悲鳴をあげてしまった。突然、呼吸困難に陥り、病院に入院することになってしまったのだ。この時のウーさんは、十分な栄養を摂っていなかったため体重が47ポンド(約21キロ)と痩せ細り、身長は135センチほどしかなく子供のように見えたという。

『BBC News』によると、ウーさんは栄養失調のほかに心臓と腎臓に疾患があることが分かった。しかも脱毛の症状により眉毛は抜け落ち、耳鳴りや不眠症にも悩まされていたようだ。

今回、ウーさんのことが中国国内で報じられた途端、SNSでは「アフガニスタンの難民よりもひどいじゃないか」「国の建国70周年の記念式典に莫大な費用をかけるよりも、もっと使い道があるはずだ」といった意見があがった。

そしてウーさんに対して支援の声があがり、地元の村人達は3万元(約46万円)の寄付金を集め、その他にも彼女の大学の教授やクラスメートから4万元(約61万円)の寄付金がウーさんに送られた。

また政府関係者は、ウーさんがかつて国から最低限の補助金を受けていたと声明を出している。それは1か月あたり300~700元とみられていたが、今回ウーさんは2万元(約30万円)の緊急救援基金を受け取ることができているという。

他にもSNSなどでウーさんを心配する人達の呼びかけで寄付金が集まっており、『The Independent』によるとその合計額は80万元(約1230万円)にものぼるようだ。しかしながら貴州省は中国国内でも貧しい省のひとつと言われており、ウーさんのようなケースは「氷山の一角だ」との声があがっている。



画像は『New York Post 2019年11月1日付「Chinese woman Wu Huayan nearly starves to death trying to support brother」(Guiyang Evening News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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