【海外発!Breaking News】作物を荒らす猿除けのため、飼い犬をトラ柄にペイントした農家(印)
TechinsightJapan / 2019年12月6日 5時50分
日本では田畑の作物を荒らす野生動物を追い払うために昔からカカシを使ってきたが、このほどインドで猿から作物を守るため、飼い犬にちょっとした工夫を凝らしたことが話題になっている。これが猿を追い払うのに成功したため村中で流行り始めているようだ。『New York Post』『Hindustan Times』などが伝えた。
インドのカルナータカ州ナルル村で農家をしているスリカンス・ゴウダさん(Srikanth Gowda)は自分達で檳榔樹とコーヒーを栽培しているが、野生の猿に荒らされていることに頭を悩ませていた。人間の姿を見ても恐れることのない猿に、トラのぬいぐるみを使って追い払っていたようだ。
しかし猿はすぐにトラではないことに気づいてしまい、あまり効果がなかった。そこでスリカンスさんは、猿が本物のトラがいると見間違えそうになるものを思いついた。飼い犬の“ブルブル(Bulbul)”にトラ柄の模様をペイントしたのだ。
ラブラドール・レトリバーと思われるブルブルは、クリーム色の身体に黒の縞模様が描かれたが、スリカンスさんによるとトラに扮したブルブルは猿除けに効果があるとして次のように語った。
「畑に毎日朝夕2回、ブルブルを連れて行くのですが、猿がブルブルを見て逃げていくのを目にしました。それ以来、猿は私の農地に来なくなったのです。」
さらにスリカンスさんの娘も、「以前は猿による被害のためコーヒーの収穫に大きなダメージがありました。猿を脅すためにブルブルをトラ模様にするというのは父のアイデアでした。今では村のみんなが父のアイデアに感謝して同じように犬を使って猿を追い払っています」と明かしている。
このスリカンスさんのアイデアはSNS上で話題となり、「猿を殺せと命じた州政府よりも賢い方法だと思うよ」「猿は今、対策会議を開いている頃なんじゃない?」「犬に虎のような服を着せたらどう?」といった意見もあったが、ブルブルのトラ柄に描いた染料について議論する声も多く見受けられた。
地元メディアの『ANI』では染毛剤と伝えているが、同メディアの公式Twitterに寄せられたコメントの中には「化学薬品を使っていない炭を使った塗料だ」「黒い模様が化学薬品でなく炭の塗料であれば問題ないのでは?」という声もあがっている。
画像は『ANI 2019年12月2日付Twitter「Shivamogga: A farmer painted his dog to make it look like a tiger at Nallur village,Thirthahalli.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「アデリアレトロ」コラボの“ウィンドウステッカー”で、ノスタルジックなお部屋に。棚や冷蔵庫に貼ってもOK!
isuta / 2024年9月18日 20時0分
-
株式会社TOWING 、カーボンクレジットの予約販売・創出に関するビジネスモデル特許を国内登録完了、海外登録に向けた活動に移行
PR TIMES / 2024年9月9日 10時45分
-
飼い犬が「人の食べ物」欲しがる…もし与えたらどうなるの? リスクを動物看護師に聞く
オトナンサー / 2024年9月7日 20時10分
-
鳥獣被害防げ! 課題解決をビジネスに
テレビ北海道 / 2024年9月7日 12時0分
-
遂に手に入れた元赤帽仕様の軽トラサンバー!! トランポもリフレッシュしよう!! Vol.11
バイクのニュース / 2024年9月1日 7時10分
ランキング
-
1中国、日本留学で注意喚起 反中感情に警戒か
共同通信 / 2024年9月27日 21時10分
-
2石破氏の新総裁選出、ロシアでも速報 集団安全保障の信奉者と紹介 日露関係「変化なし」
産経ニュース / 2024年9月27日 17時46分
-
3中国メディアが石破茂新総裁選出を一斉に速報 石破氏持論の「9条2項削除」に警戒感
産経ニュース / 2024年9月27日 16時7分
-
4中国に「き然とした態度を示す」……海自護衛艦、台湾海峡を“初通過” 背景に威圧的な軍事活動 専門家「中国はなめていた」
日テレNEWS NNN / 2024年9月27日 8時26分
-
5「北朝鮮の非核化」概念は消滅 ロシア、ラブロフ外相が表明
共同通信 / 2024年9月27日 20時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください