【海外発!Breaking News】薬物を断つ前と後の写真を投稿した男性「4歳息子の言葉で目が覚めた」(米)
TechinsightJapan / 2019年12月7日 22時0分
薬物を断つ前と後の写真を並べてSNSに投稿し、薬物依存者に希望を与える「リカバリー・チャレンジ(#RecoveryChallenge)」に参加した米ウェストバージニア州出身の41歳の男性が注目を浴びている。男性が薬物にはまったのは20代前半で、約15年間も刑務所への出入りを繰り返してきた。しかし人生のやり直しを決意させたのは4歳息子のある言葉だったという。
「百聞は一見にしかず」ということわざがあるが、1枚の写真がその人の人生を語ることは往々にしてあるだろう。ウェストバージニア州ニトロ在住のジェイソン・ウィックラインさん(41)が今年7月、SNSに投稿した写真が最近になって話題となり、『Today』『InspireMore.com』などが伝えて拡散している。
ジェイソンさんは約5年前、自宅で覚せい剤の一種であるメタンフェタミンを製造していたとして逮捕された。シングルファーザーだったジェイソンさんは、薬物依存により当時4歳だった息子のクリスチャン君を育児放棄したことでも起訴され、児童保護サービスの職員に息子が保護拘留されるのを目の当たりにした。
ジェイソンさんはそれ以降のことをこう振り返っている。
「息子が連れていかれる時、くるりと振り返って私を見ると『父さん。大好きだよ。父さんのことは絶対、忘れないからね』と言ったのです。あの時息子はわずか4歳でしたが、これからの人生が全く違ったものになることを理解していたのです。もう父親とは二度と会えなくなるとの覚悟で、事実を受け入れようとしていたのでしょう。」
「その時は、息子がこれから先どうなるかなんて分かりませんでした。でも息子のその言葉で、私は自分の中で何かが崩れていくかのようなショックに襲われ、大声で泣き叫びました。息子が私を目覚めさせてくれたのです。」
「私は幼い頃から虐待されて育ち、家庭は崩壊していました。いつも自分は価値がない、どこにも属さない人間だと卑下し、人生はフェアじゃないと思っていました。そしてそんな自分を可哀そうだと思っていたのです。」
「それまでの約15年間は刑務所に出たり入ったりを繰り返し、薬物に依存して抜け殻のようでした。身長約173センチで体重が54キロしかなく、死んだも同然の生活をしていました。結局私は、車や家、息子の親権も、友達も全て失ったのです。恐怖でした。ただその一方で、これで今までの腐った生活を終わりにすることができるという安堵の気持ちが湧いてきたのも事実です。」
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