【エンタがビタミン♪】松本人志、“日本の読解力急落”に「答えのないものがたぶん役立つ」
TechinsightJapan / 2019年12月12日 10時50分
OECD(経済協力開発機構)が世界の15歳を対象に調査した結果を受け、「日本の読解力が急落」と報道された話題を12月8日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』が取り上げた。読解力についてメインコメンテーターの松本人志やゲストの古舘伊知郎、武田鉄矢がそれぞれ持論を語るなか、モデルでタレントのトラウデン直美(20)は若者として耳が痛そうだ。
OECDによる日本の調査結果では「必要な情報を探し出す設問」や「自由記述で自分の考えが伝わるよう説明する設問」で平均点以下だったという。ナレーションでは「SNSの普及などにより、読み書きが短文中心になっていることや新聞などまとまった文章に触れる時間が減少していることなど言語環境の変化が要因にあると思われる」と補足した。
古舘伊知郎が「スマホでググってすぐに答えが出るのではなく、電車待ちしている時にガムを噛んでボーッと何かを考えている時間も大切」との趣旨を話せば、松本人志は「読解力低下」の報道を見て、3日に自身のTwitterで「学校の授業に大喜利を取り入れるべき」と提唱したことに触れた。
古舘も「大喜利は相当いいですよ」と賛同しており、松本は「答えのないものがたぶん役立つ」と試験問題やクイズのように正解ありきではなく「自分なりの答えが出せる」ほうがそうした力が鍛えられるのではないかと主張するのだ。
また、武田鉄矢は若者が四字熟語を使わなくなったと指摘。漢字四文字が並ぶなかに壮大で長い物語があると「鶏鳴狗盗」を例に挙げて、中国戦国時代の戦国四君の一人、孟嘗君が危機に面したときに泥棒の友人とものまね芸人の友人に救われた逸話から「つまらないことでも、役に立つ」の意味があることを解説した。
思えば他にも「四面楚歌」や「呉越同舟」「臥薪嘗胆」など、中国の歴史物語を知ってから改めて感慨を覚える四字熟語は多い。
今回のゲストコメンテーターで唯一の20代、トラウデン直美は11月10日に行われた天皇・皇后両陛下のパレード『祝賀御列(おんれつ)の儀』のNHK特番に出演した際のコメントが「聡明」だと話題になった。
そのトラウデン直美をして「読解力低下」について振られると「これはすごく刺さっています、今も痛いです」と明かし、「先ほど話された四字熟語も正直かなり苦手なので、勉強しないといけない」というではないか。
トラウデン直美は分からない時もスマホで調べるとすぐ答えが出ることに危機感を持ったようで、「断片的な情報は記憶に残り難いが、長い文章の流れや歴史を物語として覚えれば記憶に残る。かいつまんだものは残らないと実感した」「意識的に本や新聞を読んだりしなければと思い、今すごく痛いです」と話していた。
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