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【海外発!Breaking News】白いジャーマン・シェパード、黄緑色の仔犬を産む(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年1月19日 21時30分

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米ノースカロライナ州ヘイウッド郡カントンで今月10日、白いジャーマン・シェパードが黄緑色の仔犬を産み話題となっている。赤ちゃんはその独特な色合いと旺盛な食欲から‟ハルク”と名付けられ、きょうだい8匹とともに元気に逞しく育っているようだ。

シャーナ・ステイミーさん(Shana Stamey)が飼っているジャーマン・シェパードの‟ジプシー(Gypsy)”が10日朝、8匹の仔犬を産んだ。

仔犬の誕生を今か今かと心待ちにしていたシャーナさんはその朝、ジプシーの出産が始まるとそばで励ますように見守っていたが、4匹目の仔犬が誕生したところで思わず息を呑んだ。シャーナさんはそのちょっと変わった仔犬について、地元ニュース『WLOS News 13』に次のように語っている。

「誕生直後、もぞもぞと動いているのが分かったのですが、ライムグリーンの身体を見てそりゃあ驚きましたよ。緑色の仔犬が誕生した話は聞いたことがあったので、健康に問題がないことは分かっていたのですが、『なぜグリーンなのか』をリサーチしたほどです。」

「その後、オスの仔犬は“マーベル・コミック”の人気キャラクターと同じ“ハルク(Hulk)”と名付けました。なぜって身体の色はもちろんのこと、暴走しがちな性格が超人ハルクとそっくりだったから。食欲だって半端ないのですよ。」

「ハルクのほかにも“グレムリン(Gremlin)”や “ピスタチオ(Pistachio)”、“ミスター・グリーン(Mr. Green)”などが名前の候補に挙がりましたが、今はハルクで落ち着いています。ただ少しずつ緑が消え、黄色が強くなってきたので“ピカチュー(Pikachu)”と呼んだりもしています。産まれた直後はジプシーがハルクの身体をきれいに舐めていましたし、私たちも何度か身体を洗ってあげています。誕生後数週間もすれば本来の白い色になるようです。」

シャーナさんは8匹の仔犬たちがもう少し大きくなるのを待って新しい家族を探す予定だが、「その日が来るまでは、ハルクをクローバーの葉のような“幸運のお守り”だと思って育てたいと思います。ハルクは特別なんですよ」と明かし、大切そうにその胸に抱えた。

なお緑色の仔犬の誕生はこれまでも何度か話題になったが、同州ウェインズビルにあるジュナルスカ動物病院(Junaluska Animal Hospital)の獣医看護師であるスザンヌ・チャンチューリさん(Suzanne Cianciulli)は「緑色の秘密は胎便にある」と指摘する。出産にかかる時間が長すぎるなどして胎仔に過度なストレスが溜まると、羊水の中で胎便を排出してしまうという。ハルクは4番目に産まれており、実際のジプシーの分娩時間は3時間だったが、せっかちなハルクは外に出るのが待ちきれなかったのか、それとも苦しかったのか、羊水の中で排便。そしてその後、白い毛が緑色の胎便の色に染まったまま誕生したと見られている。

また専門医によると、仔犬がなかなか産まれない状態で母犬から濃緑色の分泌物(おりもの)が確認される場合、誕生する仔犬が胎盤内に存在する色素で緑色に染まることもあるそうだ。ただこのケースでは、早期に胎盤が剥離していることが多いため注意が必要とのことだ。



画像は『Chris D Grigg 2020年1月15日付Facebook「Little pick me up for everyone!! Our German Shepherd graced us with a “Green” pup, “Hulk” is 5 days old!!! ENJOY! Shana Louise Stamey」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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