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【海外発!Breaking News】夫が「妻より先に死にたい」話した直後に妻を事故で亡くす(米)

TechinsightJapan / 2020年3月8日 21時0分

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さだまさしの楽曲『関白宣言』の中で「俺より先に死んではいけない」とあるが、このほどアメリカで同じような言葉を長年連れ添った妻に伝えた男性がいた。しかし皮肉にも、その言葉を伝えた直後に思わぬ悲劇で最愛の妻を亡くすこととなった。『Metro』『Fox News』『caledonianrecord.com』などが伝えている。

先月24日のこと、米バーモント州カレドニア郡イースト・ハードウィックでは雪の積もる場所が残っていた。同日の午後、その地域に住むリンダ・フリードマン・シャルンベルグさん(Linda Freedman Scharrenberg、73)と夫のウォルターさん(Walter、79)は、自宅のデッキに出てカクテルを飲みながら夫婦の時間を過ごしていた。

家の周囲には雪が積もっていたが、日差しが暖かかったため、ウォッカのオレンジジュース割りとラムのコーラ割りでお互い今までの人生を振り返りながら思い出に浸っていたようだ。夫婦はともに過ごして51年になり、今年の5月22日には49回目の結婚記念日を迎える予定だった。

この時夫婦は、今までどれほどお互いの人生が恵まれていたかについて話し合っていた。ウォルターさんはリンダさんに対して「君が先に亡くなったら、僕はどうやって生きていけばいいのか分からないよ」と吐露し、妻のリンダさんよりも先に死にたいと話していたそうだ。

そんなウォルターさんにリンダさんは「もしかしたら自動車事故で一緒に同時に亡くなるかもね」と冗談を言っていた。そして夫婦がデッキから家の中に入ろうとした瞬間、屋根から氷のように硬くなった雪の塊が落ちてきて、リンダさんを直撃した。ウォルターさんの目の前でリンダさんは雪に埋もれたまま倒れてしまった。

ウォルターさんはすぐに救急車を呼んだが、リンダさんは首を骨折しており、駆けつけた救急隊員によって1時間ほど蘇生措置が行われたが、彼らは「もし命を取り留めたとしても認知機能が働かないままだ」とウォルターさんに告げた。ウォルターさんはリンダさんの蘇生を諦める決心をした。

夫婦の娘であるジョーディン・メイヤーズさん(Jodine Meyers)によると、ウォルターさんは当時、屋根の上の雪を降ろしておけばリンダさんが死なずに済んだと自分を責めていたという。そしてリンダさんの葬儀にウォルターさんは「生涯でたった一人の私の愛する人」と書かれたリボンを巻いた51本のバラを添えて彼女を偲んだ。

画像は『Metro 2020年3月5日付「Grandma killed by falling ice moments after she and husband drank cocktails and discussed who would die first」(Picture: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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