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【エンタがビタミン♪】鴻上尚史氏、新型コロナの影響で同業者が「自己破産の可能性」とツイート しかし「演劇界だけ特別扱いできない」の声も

TechinsightJapan / 2020年3月8日 11時50分

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劇作家で演出家の鴻上尚史氏が、知人のプロデューサーが新型コロナウイルスの影響で多大な経済的な損失を被っている現状をツイッターに明かしている。このツイートに同情の声がある一方で、「そもそも、失業や休業、開店休業に追い込まれる人たちはあなた達エンターテイメント業界だけではない」と厳しい意見も寄せられている。

エンタメ業界の一般社団法人「日本音楽事業者協会」、一般社団法人「日本音楽制作者連盟」、一般社団法人「コンサートプロモーターズ協会」の3団体が4日、共同声明を発表した。その中で「何よりも皆さんの健康が優先されることが大事という、強い気持ち」から、「我々は大多数の公演を中止、もしくは延期することに致しました」とチケットの購入者へ理解を求めた。この声明には、経済的な損失以上に「開催に向けて準備してきた苦労や、開催することで得られる充実感や達成感、そして何よりもオーディエンスの皆さんと分かち合えるかけがえのない喜び」を失うという、大きな代償を払うことになったことも併記している。

だが小規模のエンタメ関連企業からは、「3月で収束してくれればいいが、それ以上続けば資金繰りがショートしそうだ」との悲鳴があがっている。実際に7日の『鴻上尚史(KOKAMIShoji)ツイッター』によると、ある知人のプロデューサーはチケットの払い戻しが2億2000万にも及び、「このまま中止が続けば7億円を超えて、自己破産の可能性」があると連絡してきたそうだ。鴻上尚史氏は「“この1、2週間が山場”はいつまで続く1、2週間なのか」とやるせない思いを吐露した。

このツイートに「あと2週間延ばされたら、もうエンタメ崩壊でしょうね。それだけは避けたいです」「いっそのこと有料ネット配信にすることはできないでしょうか?」「会場代だけではなく、設備音響、演者・スタッフさんの生活もあるのに、国からの補償もなく非常に軽んじられているのが悲しい」「こんな時だから推しのバンドのためにチケット代は払い戻しせず寄付してあげて欲しい」など打開策を提案する声がある一方で、「気の毒だが感染防止はやるしかないもんなあ」「みんな同じ思いしてますよ。演劇界だけ特別扱い出来ません」「他の業界も、皆、我慢していますよ。3.11の教訓が、生かせてないのでは?」とエンタメ業界だけが苦しいのではない―という声がリプライ欄で見受けられた。

画像は『鴻上尚史 Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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