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【海外発!Breaking News】「ママ心配しないで!」4歳児の娘が緊急コール 喘息発作で倒れたママの命を救う(英)

TechinsightJapan / 2020年5月13日 21時0分

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喘息の酷い発作に襲われた母親が、4歳の娘の緊急コールによって命を救われた。母親は『Mirror』『Metro』などのインタビューに「娘がいなかったら私の命はなかったでしょう」と語り、4歳の娘の落ち着いた対応を称えている。

英ハンプシャー州サウサンプトンに住むケイティ・ハンフリーズさん(Katie Humphires、32)はその日、4歳の娘フェイちゃん(Faye)と自宅で遊んでいて胸が苦しくなり、喘息の発作に襲われた。すぐに吸入器を使用したケイティさんだが症状はかなり深刻で、呼吸ができないばかりか手足の感覚が麻痺していくのを感じた。

ケイティさんはフェイちゃんに「マミー(ママ)は助けが必要よ」と伝え、緊急コールをかけるようにお願いした。フェイちゃんは母親がもがき苦しむのを目の当たりにして、かなり動揺したに違いない。それでも「999番」に電話すると、指令室のスタッフにこう告げた。

「マミーは呼吸ができないの。」

電話を受けたスタッフはその後、フェイちゃんに「マミーはいくつ?」と尋ねたが返事はなく「じゃあ、マミーの名前は?」と質問すると「マミー・ハンフリーズ(Mummy Humphries)」との答えが返って来たそうだ。

ケイティさんは当時のことをこう振り返っている。

「あの日、パートナーは不在で私はフェイと2人で遊んでいましたが、胸の痛みを感じたので『ちょっと横になるわね』とフェイに話をしたのです。そして胸が締め付けられるような苦しさに襲われて呼吸が困難になり、手足が痺れて動くことさえできなくなったのです。」

「フェイは電話で指令室のスタッフに私の名前を伝えた後、『ママ、心配しないで。今、助けを呼んだから』と私を慰めてくれました。電話はスピーカーがオンの状態で、スタッフは救急隊員が到着するまで電話を切らず、ずっとフェイに話しかけてくれました。フェイは私への配慮からか、スタッフが話す言葉全てを全く同じように繰り返していました。そして救急隊員が到着するとドアを開け、彼らを家の中に招き入れたのです。」

「救急隊員が到着した後、私は再度発作を起こしてアドレナリンを投与され、その後病院に搬送されました。」

「あの日の発作は今まで経験したことがないほど深刻で、もしフェイがいなかったらと思うとゾッとします。フェイは4歳とは思えないほど落ち着いていました。私は娘に命を救われたのです。」

こうして命拾いしたケイティさんだが、回復し自宅に戻るとフェイちゃんにこんな質問をされたそうだ。

「マミー、私が999番に電話したことは、問題だったかしら?」

ケイティさんから常日頃「999番は緊急の時だけに使うものなので、遊びで通報しないように」と言い聞かせられていたフェイちゃんはふと心配になったのだろう。ケイティさんはフェイちゃんにこう伝えたという。

「あなたのしたことはとても素晴らしいことよ。ありがとう。」

画像は『Mirror 2020年5月11日付「Girl, 4, saves mum’s life by telling 999 operator ‘mummy can’t breathe’」(Image: Solent News & Photo Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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