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【海外発!Breaking News】薬物に溺れたカップル、産まれたばかりの赤ちゃんを売り飛ばす(中国)

TechinsightJapan / 2020年6月23日 21時45分

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薬物に溺れ、借金まみれだった中国の若いカップルが昨年10月、産まれたばかりの我が子を売り飛ばし覚せい剤などの購入に充てた。児童人身売買の容疑で逮捕された2人に5月末、懲役5年と6年の有罪判決が言い渡されたが、「刑が軽すぎる」「子供を産む資格なし」といった厳しい声があがっている。『红星新闻』『捜狐』などが伝えた。

中国・四川省内江市に住むワン(Wang)とヂォン(Zhong)のカップルが児童人身売買の容疑で逮捕されたのは、昨年10月12日のことだった。母親のヂォンが内江市第三人民医院で男の赤ちゃんを産んだのは前日11日の朝9時22分で、その日の午後9時には男児を現金に換えていた。

ヂォンが男児を買ったラン(Lan)という女と知り合いになったのは昨年2月のことで、テンセントのチャットアプリ「QQ」がきっかけだった。ヂォンはランが長年子供ができずに悩んでいるのを知ると、「お金がなくて赤ちゃんが産まれても育てることができない。誰か育ててくれる人を探している。約90万円(6万元)出せば、赤ちゃんを渡すことは可能だ」と相談を持ちかけた。どうしても子供が欲しかったランは夫のチェン(Chen)と話し合い、「産まれてすぐに赤ちゃんを渡してくれるなら」という条件でこの申し出を受け入れたのだった。

ヂォンは長年薬物に依存しており、過去にも児童人身売買の容疑や薬物乱用で何度か逮捕されていた。このことから警察は妊娠したヂォンの監視を続けており、男児が誕生した日にワンが赤ちゃんを連れだすという不審な動きを見せていたことから、捜査を開始。翌日にはランとチェンの自宅から男児を保護し、その日の遅くに市内のホテルで覚せい剤の一種であるメタンフェタミンを使用していたヂォンとワンを逮捕した。

地元メディアは「ヂォンは妊娠中もメタンフェタミンを何度か使用していた」と伝えており、2人は手に入れた現金ですぐに薬物を購入し、オンラインゲームの課金までしていたことが明らかになっている。

5月29日に行われた裁判では、児童人身売買の罪でワンには懲役5年、ヂォンには懲役6年の有罪判決が言い渡されたが、ヂォンは過去の刑もあったことから懲役13年の刑に服すことになるという。なお男児は現在、祖父母が面倒をみているそうだ。



このニュースには「非常に悲しい事件」「もっと重い刑にすべき」「親になる資格がないね」「これはもう病気だね」「きちんとリハビリ施設に入れて治療しないと」「男児が中毒になっていないといいけど」「子供の幸せを祈る」といったコメントがあがっている。

画像は『捜狐 2020年6月16日付「儿子出生当晚竟被卖掉,拿到钱还债吸毒打游戏…这对瘾君子父母获刑」(红星新闻记者 姚永忠)』『The Sun 2020年6月22日付「PARENTS FROM HELL Twisted drug addict couple sell their newborn son for £6,800 to fund their meth addiction」(Credit: Neijiang Police)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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