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【海外発!Breaking News】スーパーで購入したバナナに毒クモが混入 世界で最も毒の強いクモの恐れ(英)

TechinsightJapan / 2020年7月15日 16時45分

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イギリスのスーパーで、クモとその卵がバナナに付着していたというクレームが2組の買い物客から届いた。専門家は世界で最も強い毒を持つクモの可能性があると指摘している。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

英北部ウスターシャー州キダーミンスター(Kidderminster)のスーパー「テスコ」で、ジェフ・グリーンウッドさん(Geoff Greenwood、40)とキーリー・バラードさん(Keeley Ballard、27)の2組の買い物客がビニールで包まれた1房のバナナを購入した。

ジェフさんは家に帰って荷ほどきをしていた時、死んでいる大きなクモを発見したという。当時のことを「スーパーで袋に荷物を詰めている時につぶれてしまったようでした」と振り返っている。

すぐにテスコに連絡し、SNSに画像付きで投稿して他の買い物客へ注意喚起したというジェフさんは「クモが死んでいて本当に良かったけど、この経験で子供達がバナナとクモが嫌いになってしまったよ」と明かした。

一方でキーリーさんは、購入したバナナにクモと複数の卵の塊を発見した。「家に置いておくのも嫌だったので、熱湯をかけてすぐに捨てました。長年同じ店で買い物をしてきたけど、今回が初めてのことだったのでテスコを非難するつもりはありません」と話している。

テスコは発見されたクモがどこから来たのか突き止めるため、専門家に郵送した。害虫・害獣駆除サービス「JG Pest Control」に所属するアダム・フェアリーさん(Adam Fairley)は「若いクロドクシボグモ(ブラジリアン・ワンダリング・スパイダー)の可能性が非常に高いです」と述べている。

このクモは世界で最も強い毒を持っていると言われ、人間がこのクモの毒を受けるとわずか2時間以内に死に至るという。南米コスタリカでよく見られ、バナナの木に隠れているそうだ。今回問題となったバナナはコスタリカから輸入しており、その可能性をさらに高めている。

しかしクモに詳しいトーン・キリックさん(Tone Killick)は「クロドクシボグモはめったに姿を見せませんし、イギリスの気候では長く生きられません」と、バナナに卵を産み付けられるほどイギリスでは生きられないはずだとアダムさんの主張に疑問を呈した。

これについてテスコは「クモがどこから来たのかを供給とともに調査中です。パッケージの際にはバナナをしっかりと洗い、点検する厳しいルールがあるので、なぜこのような問題が起きたのか不思議でなりません」とコメントしている。

画像は『Mirror 2020年7月11日付「‘World’s most venomous spider that can kill in 2 hours found in Tesco bananas’」(Image: Geoff Greenwood)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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