【エンタがビタミン♪】矢作兼は人力舎の“カリスマ”的存在「すごいんだよあの人は」東京03飯塚が熱弁

お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志（47）が、おぎやはぎの矢作兼（48）の人間性の素晴らしさについて熱く語った。飯塚は自分の結婚式で最初の乾杯の挨拶を矢作に頼んだほど尊敬しており、彼の言葉に背中を押され“東京03”が誕生したことも明かした。

8月4日深夜放送の『あちこちオードリー～春日の店あいてますよ？～』（テレビ東京）にゲスト出演した東京03とバカリズム（44）。同番組のMCを務めるオードリーの2人は、彼らが下積み時代に出演していたライブでチラシ配りをした経験があり、昔から面識のある先輩達だ。

おぎやはぎは人力舎に所属する前　東京の事務所を転々としフリーで活動していた時期もあった。人力舎の芸人の多くは系列のお笑い専門学校「スクールJCA」の出身者だが、おぎやはぎは人力舎主催のライブ「バカ爆走！」の新人コーナーで結果を出して所属した異色の存在である。当時の人力舎所属の芸人らはお互いをライバル視し、コンビであってもバラバラで活動したりと“ギスギス”した空気が漂っていた。だがコンビ仲が良かったおぎやはぎは「そんなのやめようよ、一緒にやろうよ」、「売れてもないのに、何やってるんだよ」と事あるごとに言っていたらしい。また自分たちが売れないのは「人力舎に力が無いからだ」と文句を言う芸人には、矢作兼が「事務所のせいにしてどうするんだよ」と叱っていたそうだ。「すごいんだよ、あの人（矢作）は」と、飯塚悟志の熱弁はまだまだ続く。

飯塚は豊本明長（45）と1995年から“アルファルファ”というコンビを組んでいたが、「このまま続けても2人はこれ以上、売れないよ」と矢作からの言葉がきっかけで、角田晃広（46）を加えた“東京03”が誕生したというから驚きだ。アルファルファはNHKの若手芸人の登竜門『爆笑オンエアバトル』で好成績を残していたが、投票者のウケばかりを狙ったネタ作りに飯塚は行き詰まりを感じ、解散を考え始めていた。だが以前、矢作が「角ちゃんって、面白いよね」と彼を褒めていたのを思い出してトリオを解散していた角田に声をかけ、東京03として再出発を図ることになったという。

東京03が舞台でコントを披露すると観客だけでなく、舞台の袖やホールの後方にいる芸人仲間が笑ってくれた。何より「裏も表も笑わせなきゃ、ダメなんだよ」と厳しいアドバイスしてくれた矢作が笑っているのを見て、飯塚は心から嬉しかったそうだ。矢作兼は人力舎に絶大な影響力を与え、“カリスマ”的存在だと最後まで大絶賛していた。

画像2枚目は『あちこちオードリー～春日の店あいてますよ？～【公式】　2020年8月4日付Twitter「本日、深夜1時35分からはあちこちオードリー！」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　みやび）