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【海外発!Breaking News】アルビノのカンガルーの赤ちゃんが行方不明に 盗まれた可能性も(独)

TechinsightJapan / 2020年8月25日 17時25分

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ドイツの動物園で誕生した、全身の毛が白いアルビノのカンガルーの赤ちゃんが行方不明になっている。捕食動物に捕らえられた際の血痕などは見つかっておらず、何物かに盗まれた疑いが強まっているという。『ABC News』『Metro』などが伝えた。

ドイツ西南部にあるカイザースラウテルン動物園(Kaiserslautern Zoo)で今年7月、アルビノのカンガルーに赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんも母親と同様に、全身の毛が白いアルビノだった。

“Mila(ミラ)”と名付けられたカンガルーの赤ちゃんは、その可愛らしい姿から動物園の人気者になっていた。しかしミラは突然、いなくなってしまったのである。現地時間8月19日の朝はミラの姿が確認されていたが、夜になって飼育係が作業を終えようとしたところミラはどこにも見当たらなかったという。

現地警察は「我々はあらゆる観点から捜査を進めている。盗まれたと断定はできない」とコメントしている。

動物園長のマティアス・シュミットさん(Matthias Schmitt)は、母親のそばを離れることは滅多になかったミラの行方を捜すため、人々に助けを求めることを発表した。

シュミットさんは母親のお腹の袋からミラが顔を出している写真をSNSで公開し、情報提供を呼びかけた。そしてミラが行方不明になったことについて、「小さな有袋類が、野生のキツネや他の捕食動物に捕らえられたとは考えにくい。血痕などはどこにも残っていませんでした」と述べている。

カイザースラウテルン動物園ではミラを捜すために犬を連れたハンター2人を雇っているが、今も見つかっていない。シュミットさんは「動物園のスタッフ全員が、ミラが発見されて健康であることを祈っています」と話した。

珍しいアルビノのカンガルーの赤ちゃんが失踪したことについて、ネット上ではこのような意見が飛び交った。

「母親カンガルーの大きさは知らないけど、凶暴な蹴りができる動物だから、どんな侵入者とも戦ったのではないかと思うよ。」
「動物園から動物が盗まれたという話は何度も聞いたことがあるけど、すぐに動物園に戻されているよ。世話の大変さを考えていなかったんだろうね。」
「どこかの大富豪が、新しいペットを欲しかったのかも。」

カンガルーのアルビノが誕生するのは、5万頭に1頭程度と言われている。野生の場合は姿を隠すことが困難なことから、ほとんどが大人になるまで生き残れないそうだ。しかし自然の捕食動物が減少したことにより、生息地のオーストラリアでは白いカンガルーの目撃情報が増えているという。

画像は『The Independent 2020年8月24日付「Missing baby albino kangaroo ‘may have been stolen’」(Zoo Kaiserslautern/Facebook)』『Metro 2020年8月22日付「Missing baby albino kangaroo ‘may have been stolen’ from zoo」(Picture: Facebook/Zoo Kaiserslautern)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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