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【海外発!Breaking News】来園客を「失せろ!」と罵倒する動物公園の大型インコ、裏に隔離される(英)

TechinsightJapan / 2020年10月1日 10時56分

【海外発!Breaking News】来園客を「失せろ!」と罵倒する動物公園の大型インコ、裏に隔離される(英)

公共の場で他人を口汚く罵倒するなどあってはならないことだが、このほどイギリスの動物公園で飼育されている大型インコのヨウムは、来園客に卑猥な言葉を使って罵倒し始めた。これが元で一躍人気者となったが、同園では口が悪すぎるヨウムを裏に隔離することにしたという。『Mirror』『Lincolnshire Live』などが伝えている。

英リンカンシャー州にある動物公園「リンカンシャー・ワイルドライフ・パーク(Lincolnshire Wildlife Park)」で飼育されている5羽のヨウムが、口汚い言葉を発することから人気を集めた。同園のFacebookには「これが有名な罵倒を浴びせるオウム(ヨウム)です」と、渦中のヨウムの写真が投稿されている。

同園は英国最大の動物保護区の1つで、園内には鳥類の他にベンガルトラやワオキツネザル、トカゲなどが観察できる。大型インコのヨウムはオウム目インコ科で知能が高いことでも知られており、問題のヨウムは今年8月15日にやってきたばかりだった。

同時期に5羽のヨウムを受け入れたことで、しばらくは検疫のために一緒の囲いで飼育していたそうだ。しかし何羽かが卑猥な言葉や侮蔑語を発していたことで、それを真似るようになってしまったという。

最初にヨウムの良からぬ言葉を聞いた同園スタッフは、驚きと面白さに笑わずにはいられなかったようだ。そして5羽は一般公開されることになったが、今度は来園客に対して「失せろ!(Fack off!)」などと罵倒し始めた。しかし来園客にとって5羽の罵倒はあまりにも滑稽に見えたようで、園内の注目の的となった。

しかし同園では、週末になると幼い子供も多く来園することからそのような言葉を子供達に聞かせることができないと判断し、5羽を観覧エリアから裏の飼育エリアへと隔離することにした。同園の最高責任者であるスティーヴ・ニコルズさん(Steve Nichols)は5羽について次のように語っている。

「私なんてヨウム達の前を通り過ぎるたびに『太ったバカタレ!(Fat twat!)』って叫ばれるんですよ。5羽は短期間にお互いを罵倒し始めました。『失せろ!(Fack off!)』がよく使う言葉ですかね。」

「過去25年間で何羽か、ちょっとだけ悪い言葉を話すオウムを受け入れたことがありました。私達は口汚いオウムに慣れていたはずだったのですが…。」

「たまたま同じ時期に5羽を受け入れ、一緒の囲いで飼育してしまったため、悪態をつくヨウムだらけになってしまったというわけなんです。」

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