【海外発!Breaking News】保険金目当てで両親をバラバラ殺人、母の頭を酸入りの鍋で煮た男(米)
TechinsightJapan / 2020年10月10日 5時45分
米テネシー州で2016年、保険金目当てに両親を殺害した32歳の男に今月2日、2つの計画的な第1級殺人罪、3つの重罪謀殺罪、2つの死体損壊罪で有罪が言い渡された。裁判は現在も続いているが、これまでに明らかになった男の計画的かつ異常な犯行を『WZTV』『Boston 25 News』などが伝えている。
米テネシー州ノックス郡ノックスビルで2016年11月26日、ヨエル・ガイ・ジュニア(Joel Guy Jr、以下ジュニア)が父親のヨエル・ガイ・シニアさん(Joel Guy Sr、61)と母親のリサさん(55)を殺害した。
当時28歳だったジュニアは、「形成外科になりたい」とルイジアナ州立大学に10年近く在籍し、授業料、家賃、生活費などは両親が全て払っていた。しかし4人の子供を持つヨエルさんとリサさんは引退を決意。事件が起こる約1か月前に、「今後は仕送りをストップするので自立するように」とジュニアに告げていた。
しかしこの決断がジュニアの憎しみを掻き立て、両親殺害へとつながった。これまで一度も仕事をせず学生暮らしをダラダラと続けていたジュニアは、11月の初め頃からハンマーやナイフなどを購入して準備を進め、23日に大学があるルイジアナ州バトンルージュから感謝祭を祝うために実家に戻った。犯行に及んだのは女きょうだい3人が実家を後にした26日で、翌日にはバトンルージュのアパートに帰宅した。しかしリサさんが職場に姿を現さなかったことで事件が発覚し、数日後に逮捕された。
「なぜジュニアは両親を殺害しなければならなかったのか」―検察側は事件から4年を経て行われた裁判で「ジュニアは自分が受取人になっているリサさんの保険金約5300万円(50万ドル)を手に入れ、両親の資産を自分のものにするべく2人を殺害した。犯行後は両親の銀行口座から現金を引き出していた」と明かした。
またこれまでに明らかにされたジュニアの異常とも言える犯行は次の通りだ。
まずジュニアはヨエルさんを、次に買い物から帰ってきたリサさんをめった刺しにして殺害。ヨエルさんの刺し傷は42か所、リサさんは31か所に及んでいた。その後ジュニアは、ヨエルさんの四肢を切断、両手と右足も切り落とした。リサさんに至っては四肢を切断した後に頭を切り落とし、その頭を大鍋に液体と一緒に入れて煮ていた。また切断した2人の身体のパーツは大きな2つの容器に入れて放置し、大鍋や容器には腐敗を加速させる液体(酸など)を入れていた。
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