【エンタがビタミン♪】エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報に「偉大なギターの改革者」「憧れでした」ギタリスト高崎晃、山本恭司が無念
TechinsightJapan / 2020年10月7日 19時17分
米ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリストとして活躍したエディ・ヴァン・ヘイレンが現地時間10月6日に65歳で亡くなった。息子のウルフさんがTwitterで発表したところによると、がんを患い闘病していたという。デビュー時からロック界に激震を起こしたそのギタープレイは、ベテランから若手まで多くのギタリストに影響を与えたものである。影響を受けた日本のギタリスト・山本恭司(64)や高崎晃(59)が訃報を知ってSNSでコメントを寄せた。
ヘヴィメタルバンド・LOUDNESSの高崎晃は7日午後にTwitterで「偉大なギターの改革者がこの世を去った!? 未だに信じられない」とショックを隠せず、「エディがいなければ今の主流のギター奏法は全く別の物になってただろう」と功績を称えるとともに冥福を祈った。
ロックバンド・BOWWOWのリーダー山本恭司は「革新的でありながらいつも嬉しそうに物凄いギターを弾きまくる。その存在はどんなジャンルのギタリスト達からも尊敬され憧れの対象でした」と勇姿を思い浮かべた。
山本は若かりし頃のエディ・ヴァン・ヘイレンと肩を組むツーショットを投稿して、「1歳違い。アマチュア時代、同時期に自分でストラトにハムバッカーを付けたことも」と本来はシングルコイル・ピックアップが使われているストラトキャスタータイプのギターに、エディさんを真似てギブソン社仕様のハムバッカーピックアップと付け替えたことを思い出し、「エディ、もっと長く生きて進化し続けるギターを聴かせて欲しかった…」と逝去を惜しんだ。
エディ・ヴァン・ヘイレンのギタープレイを最も世に広く知らしめたのは、マイケル・ジャクソンが1983年2月に発売したシングル『今夜はビート・イット』(原題:Beat It)だろう。そしてギタリストやロックファンに衝撃を与えたのは、ヴァン・ヘイレンが1978年2月にリリースしたデビューアルバム『炎の導火線』(原題:Van Halen)ではないだろうか。
なかでも1曲目『悪魔のハイウェイ』(Runnin’ with the Devil)のミディアムテンポで重厚なバンドサウンドに続く2曲目『暗闇の爆撃』(Eruption)で見せたソロギタープレイは、ロックギターの歴史を変えるほどの破壊力があった。左手と右手の指でフレットを叩くように押さえたり(ハンマリングオン)はじいたり(プリングオフ)してトリルするいわゆる「両手タッピング」で違和感なくメロディアスなフレーズを弾くテクニックは「ライトハンド奏法」と呼ばれた。山本恭司は当時のギター雑誌でいち早く「ライトハンド奏法」を解説しており、さらに独自の工夫を加えてプレイしたものだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「ヤマハムックシリーズ210 大人のギター倶楽部 vol.3」 4月15日発売!
@Press / 2024年4月15日 12時0分
-
伝説バンド「ゆらゆら帝国」ベーシスト・亀川千代さん54歳で死去 惜しむ声続々「永遠に一番好きなバンド」「日本の低音職人」
J-CASTニュース / 2024年4月10日 12時5分
-
ナイル・ロジャースのギター講座 稀代のヒットメーカーがストラトキャスターを愛する理由
Rolling Stone Japan / 2024年4月8日 18時0分
-
元AKB48長久玲奈 シンガーソングライターとしてGUITAR CANVAS vol・08に出演
TABLO / 2024年4月2日 10時28分
-
山本譲二メタル化計画第二弾「ギター弾いてみたコンテスト」 ギター専門誌『ヤング・ギター』協力のもと開催決定!
@Press / 2024年4月1日 0時0分
ランキング
-
1デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
NEWSポストセブン / 2024年4月25日 16時15分
-
2尾崎豊、最初で最後のテレビ出演が醸し出した「不似合いな場所で足掻いている」印象…デビュー前に『15の夜』試聴テープを聞いたプロデューサーが気づいた違和感
集英社オンライン / 2024年4月25日 11時0分
-
3元女優・若林志穂さん「芸能界に未練ない」「『脱げる子はやらせてくれる』と考える人多かった」
日刊スポーツ / 2024年4月25日 9時32分
-
4“酒乱芸人”ウエストランド河本太の末路は…酔ってタクシー運転手に暴行、相方も呆れる酒癖
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 14時0分
-
5「盛り上がってるのは日本人だけ」Number_i、世界最高峰の野外フェス出演に賛否
週刊女性PRIME / 2024年4月25日 7時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください