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【海外発!Breaking News】サーファーの背後に迫るサメ 戦慄の瞬間をドローンが捉える(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年10月12日 13時57分

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このほど豪ニューサウスウェールズ州北海岸のバリナ付近にて、プロサーファーのマット・ウィルキンソンさん(Matt Wilkinson、32)が背後に迫ったサメに危うく襲われそうになった。間一髪で難を逃れたマットさんはサメの存在に気付いておらず、のちにドローンの撮った映像をみて驚きを隠せなかったという。『ABC News』『The Guardian』などが伝えている。

今月7日、シャーペス・ビーチ(Sharpes Beach)沖でサーフィンを楽しんでいたマットさんはサーフライフ・セービングNSW(Surf Life Saving NSW)の操縦するドローンからスピーカー越しに「付近に危険なサメがいます。ビーチに戻って下さい」と警告を受けた。

ビーチに戻ったマットさんは、ライフセーバーからドローンが撮影した映像を見せられて驚くしかなかった。なぜならサメは、マットさんが気付かぬうちに背後まで迫っていたのである。

映像にはマットさんの正面からやってきたサメがそのまま背後に回り、マットさんの足に少し触れたかと思うと踵を返して去っていく様子が捉えられていた。

この映像を見たマットさんは、当時の様子をこのように語っている。

「後ろの方で少し水しぶきの跳ねる音がしたから振り返ったんだけど、別になにもいなかったんだ。」
「(ドローンの警告を受けて)なんとなく不気味な感じを受けて岸に戻ってきたら、ライフセーバーがドローンの映像を見せてくれたんだ。気付かないうちにサメがかなり近づいていて驚いたよ。」
「僕の足に向かってきて少し触れたようだけど、僕の足が臭かったのかなんなのか、とにかく気が変わったようだね。」

マットさんを襲いかけたこのサメは全長1.5メートルほど、獰猛さで知られるホホジロザメだったことが特定されている。

プロサーファーにとってサメとの遭遇は少なからずあるそうで、マットさんもこれまでにサメを見かけたことがあるが今回ほど接近したことはないという。

ワールドツアーにも参加するマットさんだが、実は同じく豪プロサーファーで3度も世界チャンピオンに輝いた“レジェンド”ミック・ファニングさん(Mick Fanning)が2015年に南アフリカでの大会中にサメの襲撃を受けた際、同じ大会に参加していた。

その時のことを振り返り、マットさんはこんな風に話している。

「ミックを襲ったサメの方が少し荒々しかったけどね、映像を見た時ちょっとがっかりしたような、奇妙な感じもあったけど、とにかく僕に向かってこなかったことに感謝しているよ。」
「映像を見た時、僕とミックとの間での似た点に気付いたんだ。僕の(サーフボードと足をつなぐ)レッグロープは黄色だったんだけど、ミックのサーフボードも黄色だったんだよね。」

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