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【海外発!Breaking News】火傷で顔が爛れた女性「私と別れて…」夫に告げるも愛ある返答で生きる支えに(豪)

TechinsightJapan / 2020年10月12日 5時45分

【海外発!Breaking News】火傷で顔が爛れた女性「私と別れて…」夫に告げるも愛ある返答で生きる支えに(豪)

今年5月に焚き火によって顔に重度の火傷を負ったオーストラリアの女性が、見知らぬ人に“ゾンビ”と言われながらも前向きに生きる姿が報じられた。しかし女性は、夫に「自分の元から離れるように」と弱気な発言をしていたことを最近になって明かした。『The Sun』『7NEWS.com.au』などが伝えている。

豪ビクトリア州ホッツプール在住のヘイリー・テナントさん(Halie Tennant、29)と夫マシューさん(Mathew)夫婦は今年初めに結婚し、幸せな新婚生活を送っていた。ほどなくしてヘイリーさんは妊娠したのだが、残念なことに流産してしまった。

ヘイリーさんはその悲しみを忘れるために女友達のケンジーさん(Kenzie)と2人で今年5月30日、一泊のキャンプに出かけた。女性同士の気のおけない会話はヘイリーさんの傷ついた心を徐々にほぐしていったようで、焚き火のそばで折りたたみ椅子に座ったまま眠ってしまった。

しかしヘイリーさんが目覚めた場所は病院の集中治療室で、重度の火傷を負い顔全体から胸にかけて包帯が巻かれていた。ヘイリーさんは折りたたみ椅子で眠っていた際に、焚き火に落ちて顔面を火傷してしまったのだった。

一緒にいたケンジーさんはヘイリーさんを焚き火から救い出し、すぐさま彼女の顔を氷で冷やすと、2キロほど離れたヘイリーさんの自宅まで車で連れて行った。ケンジーさんは寝ていたマシューさんを起こして救急車を呼び、ヘイリーさんはメルボルンのアルフレッド病院へ搬送され、集中治療室で8日間も薬による昏睡状態に置かれた。

昏睡状態から目覚めたヘイリーさんは焚き火に落ちた時のことをほとんど覚えておらず、自分の身に何が起きたのかすぐに把握することができなかったという。そして目覚めてから10日後、ヘイリーさんは包帯を変えてもらう際に自分の火傷の状態を写真で見ることになった。

ヘイリーさんの顔は、元の姿が認識できないほど焼け爛れていた。この時はあまりショックを受けなかったというヘイリーさんだったが、数日後に再び臨床心理医の立ち会いのもと写真を見せられ、激変した自分の姿に衝撃を受けてすすり泣いてしまったとのことだ。



その後、ヘイリーさんは意を決したかのようにマシューさんにこう告げた。

「これだけは言わなきゃいけないと思ったの。もし私のこの状態が重荷であれば、私と別れてもいいのよ。」

マシューさんはただ一言「そんなの嫌だよ。君を愛してるんだから」と返したという。

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