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【海外発!Breaking News】結婚式に新郎の本妻が子連れで乱入「彼は私の夫よ!」(ザンビア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年10月17日 20時48分

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このほどアフリカ南部に位置するザンビア共和国で、結婚式に新郎の本妻が乱入する事態が起きた。その時の様子を招待客が撮影し、動画は瞬く間にSNSで拡散されて多くの注目を集めている。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

今月12日、ザンビア共和国の首都ルカサにある教会で結婚式が厳かに行われた。新郎と新婦を人々が見守る中で突然、式場におんぶした幼児を含む3人の子供を連れた女性が乱入してきた。

女性は結婚の儀を進める神父に向かって「神父様! その人は私の夫です」と叫んだ。教会は一瞬にしてざわつき、明らかに新郎は動揺している。この女性はキャロライン・ムビータさん(Caroline Mubita)で、新郎のアブラハム・ムユンダ(Abraham Muyunda)が11年連れ添った本妻だった。

キャロラインさんはその場にいた招待客らに制止されそうになりながらも、アブラハムを指さして「一体これは何なの!? 彼は私の夫なのよ。私達は離婚もしてないし喧嘩別れもしてないのよ!」と訴えた。

キャロラインさんの登場で混乱を来した教会では、神父が取り急ぎ招待客らをレセプション会場に移動するよう促し、当人同士で話し合いが行われた後、アブラハムはマテロ警察署に身柄が引き渡された。

調べによると、国税庁に勤務するアブラハムは結婚式当日にキャロラインさんへ「仕事で街へ出かける」と告げ、家を後にしたようだ。しかし近所に住む友人から事実を聞かされたキャロラインさんは、3人の子供を連れて急いで式場にやって来たという。

また『The Sun』によると、アブラハムは地元メディアに「私が職を失った2013年に妻は私のもとから去っていったのです。それが今となって私が良い職に就いたので、突然戻って来たんです」と話しているそうだ。

ザンビアでは現在、制定法と慣習法の二重の法制度が存在しており、農村部などでは慣習法によって一夫多妻や児童婚が未だ行われている。それに対して制定法は近年政府によって定められた法律で、「独立行政法人国際協力機構(JICA)」の2016年の調査報告書によると「ザンビアでは一夫多妻や寡婦を兄弟が継承するという慣習は法律では既に禁じられている」とのことだ。

アブラハムは妻がいる身で他の女性と結婚しようとしたことで制定法によって起訴される可能性もあり、有罪判決を受けた場合は最長7年を刑務所で過ごすことになるという。ちなみにアブラハムと結婚しようとした新婦は、彼に妻や子供もいることを知ったうえで式に臨んだという。



画像は『The Sun 2020年10月14日付「‘HE’S MY HUSBAND!’ Excruciating moment wedding is interrupted by ‘groom’s real wife and children’ as guests gasp」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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