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【海外発!Breaking News】「強くあれ!」両脚を切断した17歳、前向きな姿を地域全体が応援(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年11月1日 21時0分

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「サラのように強くあれ!(Strong like Sarah)」―こんな掛け声とともに17歳の高校生サラ・フレイさん(Sarah Frei)を励まし称える家族、仲間、そして地域の姿が話題になっている。サラさんは交通事故で両脚を切断し、約2か月半の入院を強いられていた。『KUTV』『Good Morning America』などが伝えている。

米ユタ州デービス郡シラキュース在住でクリアフィールド高校に通うサラ・フレイさんは今年7月30日、アイダホ州とユタ州の境にあるベア湖に友達3人と遊びに行った帰りに交通事故に遭った。サラさんが乗っていた車に正面から衝突した車の運転手は酒を飲んでおり、サラさんは同乗者の中で最も酷い怪我をした。しかし現場周辺は携帯電話が通じず、救急車が到着するまでに45分から1時間を要した。

サラさんはユタ州北部にあるローガン・リージョナル病院に搬送された後、ソルトレイクシティのプライマリー・チルドレンズ病院へ、さらに同市のユニバーシティ・オブ・ユタ病院へと転院した。その後、集中治療室で2週間半を過ごし、75日間の入院の間に20回の手術を受け、腸の30%を失い、両脚は太腿の半分下から切断された。



6人きょうだいの末っ子であるサラさんは、今年が高校生活最後の年で、事故前は学校でチアリーダーとして活躍、ゴルフチームにも所属していた。両親によると、サラさんは明るく思いやりがあり、いつもたくさんの友人に囲まれているという。

サラさんの入院中、両親は交替でサラさんの看病にあたり、きょうだいや高校のクラスメート、チアリーディング部の仲間、地域の住民らが病院の外からサラさんを励まし続けた。サラさんが入院していた病室には仲間からのポスターや写真が多数飾られ、ビデオ通話「FaceTime」で応援メッセージが送られた。またサラさんの入院費用や自宅の改装などの助けになればと、ファンドレイジングのイベントも数回開催された。



そんな周囲の応援に応えるように、サラさんは決して弱音を吐かずに手術に耐え、9月20日にはクレイグ・H・ニールセン・リハビリテーション病院に移った。両親はサラさんが回復する様子をInstagramに投稿し、サラさんを応援する全ての人々に感謝を伝えた。



Instagramには両親やきょうだいからのこんな言葉が綴られている。

「たくさんの励ましをありがとう。サラは痛みや腫れが引きとても調子が良いみたい。サラの前向きで明るい態度は医師、看護師、セラピストなど全ての人に活力をもたらしている。サラのパワフルさ、自信、不屈の精神は見習うべきものがあります。」

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