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【海外発!Breaking News】目が腫れ、血の涙を流した1歳児 母が「リンパ管奇形」を知ってと訴え(英)

TechinsightJapan / 2020年11月2日 21時56分

【海外発!Breaking News】目が腫れ、血の涙を流した1歳児 母が「リンパ管奇形」を知ってと訴え(英)

イギリスに住む2児の母が『The Sun』などのインタビューに応じ、1歳10か月の娘の良性腫瘍「リンパ管奇形」について多くの人に知って欲しいと訴えた。女児の腫瘍は眼窩後ろにあり、今年5月には目から出血し、瞼が大きく腫れ上がってしまったという。

英ベッドフォードシャー州ダンスタブル在住のニナ・ブラウンさん(30)とアレックスさん(40)の間に2018年12月、娘のミリーちゃん(Millie、1)が誕生した。

ミリーちゃんは誕生時に左目瞼が腫れていたが、夫妻は小児科医2人に「子宮の中の体勢が悪かったから腫れているのでしょう。2、3週間もすれば良くなりますよ」と言われた。それでもミリーちゃんの瞼の腫れは一向に引かず、夫妻はロンドン自治区にある小児病院「グレート・オーモンド・ストリート病院」にミリーちゃんを連れて行った。



検査の結果、ミリーちゃんの瞼の腫れは「リンパ管奇形(リンパ管腫)」と呼ばれる良性の腫瘍で、医師には「今は視力に影響が及ぶことはありませんが、2歳になったら再診して下さい」と告げられた。しかしながら今年5月、ミリーちゃんは左目から血の涙を流し始めたのだった。

ニナさんは「泣いているミリーの目から血が流れているのを見て、これは尋常じゃないと思いました」と当時を振り返り、慌ててロンドンの眼科で検査を受け、「グレート・オーモンド・ストリート病院」へと舞い戻った。



医師はリリーちゃんの左眼窩後ろにある嚢胞の内部が何らかの原因で出血していることを突き止め、「放置すると視力低下につながるため、7月から治療を始めましょう」と決断した。

ミリーちゃんの治療には薬剤を注入して腫瘍を縮小する硬化療法がとられたが、最初の4日間は腫瘍に押し出された眼球が突出して瞼が腫れ、左目の周りは何かにぶつけたように紫色になった。またミリーちゃんはあまりの痛みから嘔吐を繰り返し、3日間入院してステロイドとモルヒネが投与された。

医師によると、薬を注入した直後はリンパ管腫が腫れ上がるそうで、ミリーちゃんの場合は6週間ごとに3度の治療を受け、現在は少しずつだが元の状態に近づいているようだ。



ちなみにニナさんは当初、「リンパ管奇形」について全く知識がなかったことからミリーちゃんのこれまでの軌跡をまとめてInstagramに投稿しており、サイトには同じ病気を持つ家族などから「よく頑張ったね」「その笑顔を忘れないでね」といったたくさんのメッセージが届いている。

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