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【海外発!Breaking News】フォークリフト事故で下半身切断した19歳が奇跡の回復「失ったものは仕方ない。今あるもので最善を尽くしたい」(米)

TechinsightJapan / 2020年11月28日 15時50分

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昨年9月に起きたフォークリフトの事故により腰から下を切断した19歳の男性が「つらい経験をしている人々をインスパイアできれば」と、事故当時の様子やその後の人生について語った。医師も驚愕する男性の奇跡的な回復を『Daily Star』『Metro』などが伝えている。

米モンタナ州ウィルソール郊外で昨年9月、幹線道路の橋の修復工事でフォークリフトを運転していたローレン・シャウアーズさん(Loren Schauers、19)が大怪我をする事故が発生した。ローレンさんは信号無視の車によって橋の隅に追いやられてバランスを崩し、そのまま約15メートルの坂道をフォークリフトに乗ったまま転がり落ちた。

ローレンさんは「橋の一部が崩れフォークリフトが傾いて倒れそうになったので、シートベルトを外して飛び降りようとしたんだ。でもシートベルトが脚に絡まってしまって。フォークリフトから上半身だけ飛び出した状態で、坂道を下っていったんだ。フォークリフトは2度回転して、坂の下にあった盛り土にぶつかり、自分が先に放り出された。そしてその直後、フォークリフトが自分の下半身の上に落ちてくるのが見えたんだ」と当時を振り返る。

この事故でローレンさんは、現場から約64キロ南の同州ボーズマンにヘリで搬送されたものの、右腕の肘から先を失い、肺動脈に血液の塊が詰まる肺塞栓症を起こして人工呼吸器に繋がれた。しかし最も怪我が酷かったのは腰から下で、ローレンさんはボーズマンからさらに西に1000キロ離れたワシントン州シアトルの病院に搬送されると、性器、左もも、右尻を残して潰れてしまった脚が切断された。

ローレンさんは手術について、こう語っている。

「最初の手術の時に骨盤が粉々に砕けていることが判明してね。結局2度目の手術で腰から下が切断されたんだ。医師らは僕の精子を保存しようとしたけど、それもできないほどだった。ただ腰から下の切断というのは僕にとって難しい決断ではなかったよ。だって死ぬか生きるかという状況だったからね。」



一方、ローレンさんの家族は医師に「最善は尽くしますが、命を救うことは難しいと思う」と死の宣告を受けていたそうで、当時交際していたサビア・ライヒェさん(Sabia Reiche、21)は「腰から下を切断する手術の前は、ローレンから『アイ・ラブ・ユー』と書かれた紙をもらったわ。彼でさえも『もうこれが最期なのでは…』と覚悟していたの」と明かすと、次のように述べた。

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