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【海外発!Breaking News】殻にこもった自閉症児の人生を変えた1匹の犬(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年12月31日 21時0分

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1歳になっても言葉が出ず、目を合わせることもなく、人にほとんど関心を示さなかった「自閉症スペクトラム障害」の男児が3年前、自宅に1匹の犬を迎えたことで驚くべき変化を遂げた。男児の母親が『Metro』『The Autism Site』などのインタビューに応じ、運命を変えたコッカー・スパニエルとの出会いや関わりについて語った。

英ハンプシャー、アンドーヴァー在住のヘイリー・カービィー=バルナーさん(Hayley Kirby-Bulner、44)の息子レオン君(Leo、4)は、人とコミュニケーションをとることが困難で強いこだわりを持つ発達障がい「自閉症スペクトラム障害、以下ASD」を抱えている。

レオン君の場合、1歳になっても言葉が出ずに自分の殻に閉じこもり、心配したヘイリーさんは2017年にメスのコッカー・スパニエル“ファーン(Fern、3)”を自宅に迎え入れた。そしてこの子犬との出会いが、レオン君に驚くような変化をもたらした。



ヘイリーさんは息子とファーンとの関わりについて、次のように語った。

「3年前のレオンは人にほとんど興味を示しませんでしたが、フォーンには一瞬で恋に落ちたのです。フォーンと接するレオンは、それまで私たちに見せたことがないような輝く目をしていました。そしてフォーンは、レオンにとってかけがえのない存在になったのです。」

「レオンは人間よりも動物が好きなのです。ファーンとはかくれんぼをして遊び、眠るのも一緒。お揃いの服も持っているベストフレンドなんですよ。」

「何よりも素晴らしいことは、レオンが心を開き少しずつ発話するようになったことです。ファーンがやってきて3年、レオンはコミュニケーションをとるのが上手になり、目を見て話をしてくれます。それにノンストップでおしゃべりをするんですよ。」



ヘイリーさんによると、ファーンはASDの子のアシスタントドッグ(介助犬)の訓練を受けており、癇癪を起して手が付けられなくなったレオン君を落ち着かせて安心させるそうだ。またレオン君がパニックに陥って床に頭をぶつけるようなことがあれば、レオン君と床の間に身体を入れて危険が及ばないように対処し、常に寄り添い、安全な環境を与えるという。



ヘイリーさんは「ファーンは、レオンにとってまさに救世主だったのです。そして私たちが日々、ファーンにどれだけ助けられているのか…。例を挙げたら切りがありません。それにファーンとレオンの絆は日に日に強くなっていってるんですよ」と語ると、あるプロジェクトを進めていることを明かした。

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