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【海外発!Breaking News】ゾウの牙で懸垂した女性 非難殺到も「動物虐待だとは思わない」(南ア)

TechinsightJapan / 2021年1月7日 21時36分

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このほどゾウの牙を使って懸垂を行う女性の写真がSNSに投稿され、炎上した。非難の声に女性は「これが動物虐待にあたるとは思わない」と反論するも、収まる気配のない炎上状態を受けて自身のSNSアカウントを削除した。『Mirror』などが伝えている。

今回炎上した投稿写真の女性は、クロスフィットジムのオーナーでライフスタイルコーチ、冒険家と名乗るエマ・ロバーツさん(Emma Roberts)と特定されている。

エマさんは南アフリカのマブラ地区にあるゾウの保護活動を行う「Adventures with Elephants(AWE)」が管轄する保護区を訪れ、ゾウとの触れ合いを楽しんだ。その際に健康オタクであるエマさんは自慢の筋肉を見せたかったのか、ゾウの牙を使って懸垂を披露したのだ。

その様子を自身のInstagramに投稿すると、ユーザー達から「本当に虫唾が走る」「こんなことをするなんて信じられない」「彼女は常識とか共感する心を持っていないんだね」など非難の声が殺到した。

大炎上を受け、エマさんは問題の写真を「素晴らしいこの施設のために、今回の写真を削除することにしました」と明かした。しかしゾウの牙を使って懸垂をしたことに「今回シェアした動物との素晴らしい瞬間が、動物虐待になるとは思えないわ。でも中にはネガティブな部分しか見られない人たちがいるようね」と謝罪どころか開き直るコメントを投稿した。エマさんは続けて、以下のように綴った。

「ゾウに鞭を打つことや酷い環境におくこと、象牙のために殺すことは残酷ですし、ゾウに乗ることも理想的ではないと思います。一方で自然の中にゾウの住処を提供することや、人々にゾウの賢さや素晴らしさを伝えることは虐待行為にはあたりません。残念ながら、世界で数パーセントの人々しかこれらのことを理解していません。素敵なメッセージを送ってくれた皆さん、ありがとうございます。」

そして投稿の最後には「今回の件は反省するべきことだと教えてくれた皆さん、恥を知りなさい」と批判した人たちに喧嘩を売るような言葉で締めくくられていた。こうしたコメントを投稿したエマさんのInstagramは、現在アカウントごと削除されている。



AWEの代表であるショーン・ヘンスマンさん(Sean Hensman)は「私たちは300ヘクタールの野生動物保護地区で、7頭のゾウの一家を保護しています。2頭の子ゾウが生まれ、専門家や獣医チームによるケアの元でゾウたちは幸せに過ごしています。またゾウたちは殺処分されてしまう直前に私たちが保護しており、ゾウと私たちの間には強い信頼関係が生まれています。このような背景を知らず、今回の写真だけを見て判断されてしまったことで私たちが行ってきたことが台無しになっています。事実、もし世界の人々が何か行動を起こさなければ、ゾウは10年の間に絶滅してしまう危機にあるのです」とコメントしている。

画像は『Mirror 2021年1月5日付「Gym owner sparks backlash after being pictured doing pull ups on elephant tusks」(Image: Instagram/@emfitrx)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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