【海外発!Breaking News】20年前に露店で買った100円の絵が貴重な「眠る画家」の作品と発覚 140万円以上の可能性も(英)
TechinsightJapan / 2021年2月19日 21時50分
20年前にエクアドルの露店にて100円で販売されていた絵を、色合いを気に入って購入した男性がいた。引っ越しが重なりその絵は丸めて箱に入れたまま放置していたが、最近になって140万円以上の値がつく可能性がある有名画家の作品だと判明した。『Mirror』などが伝えている。
英ハンプシャーのアルダーショットに暮らすサンティアゴ・トートさん(Santiago Taute、39)は、2001年に出身地エクアドルの露店にて1ドル(約105円)でA3サイズの絵を購入した。
「その絵の色合いが好きで買うことにしました。そしてエクアドルからスペイン、イギリスへと引っ越しが重なったんです。イギリスの部屋が狭かったので多くの荷物をスペインに残したまま、その絵も箱に入れてスペインに置きっぱなしにしていました。」
2013年にイギリスへ引っ越したサンティアゴさんは2020年に妻デリアさん(Delia)と共に大きな部屋へ引っ越し、ようやくその絵の入った箱をスペインからイギリスに運ぶことができたという。
昨年6月、よく美術館に行くという芸術好きのデリアさんに初めてその絵を見せると、デリアさんはそのサインに見覚えがあった。それはリー・ハドウィンさん(Lee Hadwin)という有名なアーティストの作品だったのだ。
英ウェールズ出身のリーさんは、「眠る画家」として知られる風変わりなアーティストだ。夢遊病を患っており、眠っている間に複雑なデザインの絵を描き上げる。リーさんの夢遊病は4歳の時から始まっていたそうで、クレヨンを手に取り寝室の壁に絵を描いたことが始まりだった。
デリアさんは「最初にサンティアゴがその絵を見せてくれた時、カラフルで素敵な作品だと思いました。その後、どこに飾ろうかと考えるためにもう一度絵を見た時、なんだか見覚えのあるサインがあったんです。それで『リーさんの作品かもしれない』と思ってネットで確認してみると、間違いなく同じサインがそこにあったんです。こんな偶然ってあり得ます?」と驚いたそうだ。
実はデリアさんは過去に展覧会でリーさんの作品を何度か目にしており、本人に会ったこともあった。
この絵が本物であることを確かめるためにデリアさんはリーさんに連絡を取ってみると、「100%僕の絵だ」と返信があった。「Bolide(火球)」というタイトルのその絵は2001年頃、リーさんがオーストラリアに住んでいた時に描いたものだったという。
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