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【海外発!Breaking News】献血後、車を運転して帰宅中に失神 湖に転落も一命を取り留めた女性(米)

TechinsightJapan / 2021年3月31日 4時0分

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献血や採血の際に血圧低下や失神を起こしてしまう人が少なからずいるようだが、その多くは「血管迷走神経反応(Vaso Vagal Reaction)」という迷走神経が刺激されることによる副作用が原因とされており、日本赤十字社によると献血者の約1パーセントの人に起こるそうだ。このほどアメリカの女性が献血の後に帰宅しようと車を運転していたところ、失神して車ごと湖に転落してしまった。『FOX 4 Kansas City』『Metro』などが伝えている。

米カリフォルニア州メアリーズビルで現地時間の今月19日、地元に住むメアリー・ロバートソンさん(Mary Robertson、19)が車ごと湖に転落する事故に見舞われた。

メアリーさんは学校が春休みで時間を持て余していたところ、過去に「献血は良いこと」と教師が話していたことを思い出し、献血することにした。しかし献血した後のメアリーさんは気分が優れず、看護師にしばらく休んでいくよう言われた。

45分ほど休んだ後にメアリーさんは「もう大丈夫」と思い、看護師らが忙しそうにしていたため声をかけずに帰宅することにした。そして車に乗り走行してしばらくすると再び気分が悪くなり、運転中に失神してしまった。

車は道路から外れて湖に転落してしまい、水中に沈むもメアリーさんの意識は戻らないままだった。その時、メアリーさんの車に気付いた釣り人が「窓を開けろ! 車から出て泳ぐんだ!」と叫んだ。

メアリーさんは釣り人の叫び声によって運よく意識を取り戻し、パワーウィンドウを開けて車から脱出して岸へと泳ぎ着いた。間一髪のところで一命を取りとめることができたメアリーさんは、当時のことを次のように振り返っている。

「一瞬まばたきをして目を開けると、誰かが私に向かって叫んでいました。その時の私は湖にいたのです。そしてパワーウィンドウが作動したのは本当に幸いなことでした。もし窓が開かなかったら、おそらく私は命がなかったでしょう。」

メアリーさんは今回の事故を教訓とし、献血は良い行いとする一方でその後に車を運転する場合は「注意が必要」と話している。さらにメディアのインタビューに応じて「献血後はたとえ気分が良くなったとしても、それから30分は様子をみてください」と人々に注意を促した。

画像は『FOX 4 Kansas City 2021年3月28日付「After giving blood, 19-year-old passes out while driving, crashes into California lake」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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