【海外発！Breaking News】映画館で同じ作品を191回観た男性 マーベル好きが高じてギネス世界記録を更新（米）

大好きな作品が映画化されれば、映画館の大きなスクリーンで2回、3回と繰り返し観る人も多いだろう。このほど大のマーベルファンの男性が、映画館で同じ作品をなんと191回も観たという。この回数はギネス世界記録として認定され、男性は喜びに浸っている。『New York Post』などが伝えた。

米フロリダ州在住でパーソナルトレーナーのラミーロ・アラニスさん（Ramiro Alanis、32）は先月17日、自身のTwitterで「映画館で同じ作品を191回観た」というギネス記録を更新したことを報告した。

ラミーロさんが観たのは、マーベルの人気映画シリーズ『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。2019年4月26日にアメリカで公開されてから、94日間で191回の記録を達成したという。単純計算すれば1日2回、時には3回も同じ作品を鑑賞したことになる。

それまでの記録保持者はユーチューバーのNemRapsさんで、同じくマーベルシリーズの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を映画館で103回鑑賞していた。ラミーロさんはこの記録の存在を知り、自分も挑戦してみたいと思い始めたそうだ。

マーベル作品が大好きだというラミーロさんだが、今回の挑戦で大変だったことをこのように明かしている。

「一番辛かったのは、家族と過ごす時間やジムでトレーニングする時間などを犠牲にしなければならなかったことですね。この挑戦のせいで筋肉が衰えて、16ポンド（約7.2キロ）も体重が減ってしまって。あと上映時間を考慮して、勤務時間を調整するのも大変でした。」

時間の制約という壁があったものの、同じ映画を繰り返し観ることについては映画好きのラミーロさんにとって問題にならなかったもよう。「映画は人生や文化、社会についての重要なメッセージを教えてくれます」とラミーロさんは映画鑑賞の楽しさを明かしている。

マーベル作品の中で一番好きなキャラクターは「キャプテン・アメリカ」だと言うラミーロさんは、「正義心や優しさ、自分を顧みず他人を思いやるという彼のキャラクターは、僕の信念と同じなのです。困っている人を助けることに情熱を燃やしていますから」とキャプテン・アメリカへの愛を語った。



『アベンジャーズ/エンドゲーム』はシリーズ最終章と言われている作品で、最後の作品でギネス世界記録を更新できたことは、大ファンのラミーロさんにとって思い出深い出来事になったようだ。