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【海外発!Breaking News】タトゥーを目印や迷子札代わりに 子供の腕に母親の携帯電話番号を彫り入れたケースには賛否

TechinsightJapan / 2021年4月25日 17時47分

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一度彫り入れればなかなか消えないタトゥー。その特性を活かして、いつでも確認できる目印や迷子札代わりにタトゥーを入れる場合があるという。双子を見分けるために入れたり、子供の腕に母親の携帯電話番号を入れるケースなどがこれまで実際にあったが、ときには賛否両論の意見があがり物議を醸すことがあるようだ。

2020年12月に海外掲示板サイト『Reddit』に31歳の女性が投稿した内容が注目を集めた。この女性は双子の男の子の母親だが、1人だけに医療用タトゥーを入れたそうだ。というのも、双子のうち1人は生まれつき体が弱く、週に1度は注射を打たなくてはならない。しかし双子がそっくりなために義母が間違えてしまい、注射が必要ない子の方に注射するというミスを犯してしまったのだ。

幸い大事に至らなかったが、今後同様の問題が保育所などで起こることを恐れた母親は、医師からの勧めもあり医療用タトゥーを双子の1人に入れることにした。夫とも相談して、1人だけ耳たぶに茶色い2ミリほどの小さな色あせたほくろのようなタトゥーを入れた。通常は2~3年で消えるという。

ところがこれに、タトゥーを入れるきっかけになった義母が非常に憤慨してしまい、母親は困惑した。「義母はまだ怒って文句を言っています。また他人にこのことを説明しても理解してもらえません。私のことを“子供にタトゥーを入れて身体を改造した母親”と思っているようです」「私は医師に勧められて子供達の安全のために必要な予防措置をとったまでです。私ってそんなに最低な母親ですか?」と母親は掲示板で訴えている。

また2018年7月には中国で重度の知的障害を持つ少年の腕に、母親の携帯電話番号がタトゥーで彫られていることがニュースになった。少年が一人でフラフラと歩いているところを目撃した人が警察に通報し、その後警察官が少年を保護した。身元が分かるものを探した警察官が腕の数字に気づき、電話したところ母親につながり、少年は無事に母親と再会することができた。「息子を見つけてくれて本当に良かった」と安堵した母親は、これまでにも息子がたびたび急に家から姿を消すことがあったため、携帯電話番号のタトゥーを息子に入れることにしたという。



SNSでは双子の母親には「あなたの判断は正しかったと思う」「私は双子だけど、4歳の時に同じ目にあって死にかけたわ」と母親を擁護する意見が寄せられたが、携帯電話番号を彫り入れた母親には「いくら心配だからといってもタトゥーまではやりすぎ」「究極だが、こうした状況では効率的だと思う」とまさに賛否両論の声があがった。

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