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【海外発!Breaking News】2つの顔を持つ子牛が誕生 1つしかない脳の命令で2つの口が同時に動く(北マケドニア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年4月27日 5時0分

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ヨーロッパの北マケドニア南部の村で今月中旬、顔が2つある珍しい子牛が誕生した。それぞれの子牛の顔には目が2つ、鼻が1つ、口が1つあるが、耳は左右に1つずつで脳も共有しているという。『Daily Star』などが伝えている。

北マケドニア南部のビトラに近いクラヴァリという村の農家で16日早朝、2つの顔を持った子牛が誕生した。

農家を経営するヴァスコ・ペトロフスキーさん(Vasko Pestrovski)は「朝早く、『お産が始まりそうだ』と聞いてね。母親から出てきたのは、顔が2つある珍しい子牛だったんだ。すぐに獣医を呼んだよ」と当時を振り返る。

ヴァスコさんから連絡を受けて駆けつけた獣医サショ・ジョージェフスキーさん(Sasho Gjorgjievski)は、子牛について「脈拍、血圧、呼吸、体温を示すバイタルサインは良好で、臓器もしっかり機能しています」と明かしており、次のように述べたという。

「この牛のような異常がある場合、生まれてすぐに亡くなってしまうケースがほとんどです。成長するにつれ、ニーズも変わってきますし、この子が生き残れるかどうかはまだわかりません。ただ長く生きることを願っています。」



なお子牛が誕生した後の様子は動画に収められており、スタッフからミルクをもらう姿などを垣間見ることができる。

サショさんは「子牛は他の個体と同じようにミルクを探して飲むことができるし、自分の足でしっかりと立ち、歩くこともできます。これには驚きましたね」とその生命力を称え、興味深い話を披露した。

「子牛が1つの口でミルクを飲んでいる場合、もう一方の口も同時に動きます。命令が出ているのは1つの脳、つまり同じ中枢神経だからです。」

「それに2つの口で同時にミルクを飲んだとしても、ミルクは1つの食道に流れ込むことになるのです。」

また自分のファームで生まれた牛が一躍脚光を浴びたヴァスコさんは「子牛が生きている限り、うちで育てるよ。長生きできるようにどんなことでもするさ」と笑顔で語っており、このニュースには次のような声があがった。

「2つの口があっても、両方の口からミルクを与える必要はないよね。脳は一緒だものね。」
「このままの状態で生かしておくのはかわいそうな気もする。」
「いや、健康上問題がないのなら、いいんじゃない?」
「真ん中の目は機能していないのでは?」
「頭が重そうだね。」
「幸運の証だと信じる人もいるそうだけど、これは遺伝子異常でしょう。最近増えている気がするわ。」

ちなみに米フロリダ州で昨年9月に捕獲されたヘビは、右の頭が餌を追っても、左の頭は違う方向へいってしまい話題となった。このヘビには脳が2つあるためだった。



画像は『Real Press 2021年4月23日付「Mutant Cow With 2 Heads Uses One Brain To Control Both Mouths」(@veterinaryclinicfilipov/Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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