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【海外発!Breaking News】3週間前に炭鉱事故で亡くなった飼い主を毎日探しに行く犬(メキシコ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年6月26日 22時50分

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メキシコ北部の炭鉱で今月4日に落盤、浸水事故が発生し、作業員7名が死亡した。現場では事故発生から6日後に7人目の遺体が発見されたが、事故以来毎日やって来る1頭の犬が人々の涙を誘っているという。『Noticieros Televisa』などが伝えている。

メキシコ北部コアウイラ州に住むゴンサロ・クルスさん(Gonzalo Cruz、53)が捨て犬だった“クチュフレート(Cuchufleto)”を保護したのは、事故が起きる約6か月前のことだった。

ゴンサロさんはクチュフレートを我が子のように可愛がり、毎朝6時半になると愛犬を連れて約1キロ離れた炭鉱まで歩き、時には暗い炭坑内に一緒に入ることもあった。

妻のサンドラ・ ブリセーニョさん(Sandra Briseño)は「夫が仕事をしている間、クチュフレートは外で待っていることもあれば、家に戻ってくることもありました。それでも夫の帰りが遅い日には必ず、炭鉱まで出かけていったのです」と語ると、涙ながらにこう続けた。

「事故が起きた4日も、クチュフレートは自分で炭鉱まで行き、多くの人が閉じ込められた作業員の救出作業をする様子を見ていたのです。しかしその日は夫が戻ってくることはなく、クチュフレートは何かを感じたのかもしれませんね。夫の遺体が運び出される2日後まで、朝も夜も炭坑の外で待ち続けたのです。」

「夫は発見されたその日のうちに埋葬されましたが、クチュフレートはその晩、家には戻ってきませんでした。」



またサンドラさんの娘イェセニアさん(Jesenia)は、事故後のクチュフレートについてこのように述べている。

「父の葬儀以降、クチュフレートは一日のほとんどを玄関前で過ごしていますが、毎日必ず炭鉱に足を運びます。そして父を探して臭いを嗅ぎ、炭坑の外で父の帰りを待っているのです。それは悲しい目をしてね。」

「心配なのは食欲がないことです。水は飲んでいますが、時々怪我をして苦しんでいるかのような呻き声をあげています。それはまるで、悲しい心を吐き出しているかのようにも聞こえ心が痛みます。」

なお地元メディアは、クチュフレートのことをメキシコの“忠犬ハチ公”と呼んでおり、このニュースには「犬は飼い主に忠誠を尽くすというけど、本当だよね」「悲しいニュースだ」「ベストフレンドを失ったんだ」「ハチ公と一緒だ。切ないね」「家族は、亡くなった男性の分まで可愛がって欲しい」といったコメントがあがっている。

ちなみにハチ公といえば、入院したまま亡くなった飼い主を病院内で3か月も待ち続けた中国の“小宝(Xiao Bao)”や、喧嘩で刺された末に帰らぬ人となった飼い主を待ち、病院前で4か月を過ごしたブラジルの犬が話題となった。

なおコアウイラ州の炭鉱での事故は後を絶たず、2006年の爆発では65人の作業員が死亡していた。



画像は『DEPOR 2021年6月23日付「‘Cuchufleto’, el perro que llora mientras espera la llegada de su dueño fallecido en una mina de México」(Foto: 15 Sabinas / Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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