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【エンタがビタミン♪】おおたわ史絵「障がい者を笑い者にする価値観、いじめて面白がる品性」「おそらく変わることがない人間性」とバッサリ

TechinsightJapan / 2021年7月20日 16時10分

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医師で情報番組のコメンテーターとしても活躍しているおおたわ史絵氏は、障がい児童、生徒の学校医を15年以上担当している。そんな彼女が「わかるまい」というタイトルで19日、公式ブログ『ただいまネイチャー中』を更新。「障がい者への過去のいじめのインタビュー記事がなんだか話題になっているミュージシャン」に対する思いを綴った。

知的障がい、身体障がい、難病などさまざまな障がいがある子どもたちと関わってきたおおたわ史絵氏は、偏見や悪意すら持つことができない精神状態の子たちは「まるで天使」で本当に可愛いという。やがて長年学校医して関わってきた児童、生徒が成長して卒業し、仕事に就いたと知らせを受けると本当に嬉しかったが、「大丈夫かな、がんばれるかな?」と不安にもなる。障がい者を取り巻く環境は今も決して容易ではない。離職率も高く、ドロップアウトしていく子も彼女はたくさん見てきたからだ。

そんなおおたわ氏は「障がい者を笑い者にする価値観、いじめて面白がる品性、これはおそらく変わることがない人間性だ」と言い切る。もちろん過去の発言を反省し謝罪することは大事だが、「あの子たちを本心でかわいいと思える感覚は、きっと死ぬまでわからないと思う」とも述べている。その理由は「善悪の問題というより、根底の価値観」、「音楽の才能の有無ともまったく次元の違う話」だからだという。そしてブログの最後は、こう締められている。

「だからこそ、あえて言わせてもらいたい。てめーには、一生わかんねぇよ。」

今回のブログでおおたわ氏が“てめー”とした相手であろうミュージシャンの小山田圭吾は19日夜、自身のツイッターで東京2020オリンピック・パラリンピック大会開会式の音楽担当を辞任することを発表した。小中高生時代にクラスメートや近隣学校の障がいのある生徒への壮絶ないじめを、悪びれる様子もなく雑誌のインタビューで話していたのは25年以上も前のことだが、16日のコーネリアスの公式サイトで「私の関与により、開会式へ不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」と謝罪し、当時「反省することなく語っていたことは事実であり、非難されることは当然」と認めている。また「学生当時、私が傷付けてしまったご本人に対しましては、大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」と述べていたが、辞任した今でも謝罪したいという気持ちが変わっていないことを切に願いたいものだ。

(TechinsightJapan編集部 みやび)

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