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【エンタがビタミン♪】松井玲奈『プロミス・シンデレラ』“蛇女”菊乃は「演じ終えてもなお愛おしく感じます」

TechinsightJapan / 2021年9月16日 14時34分

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14日に最終回を迎えたドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)。まるで原作漫画から抜け出てきたような“早梅”二階堂ふみと“壱成”眞栄田郷敦の演技は回を重ねるごとに多くの反響を得てきたが、岩田剛典や金子ノブアキなど脇を固めた俳優陣も好評だった。特に早梅らと対峙する芸者・菊乃を演じた松井玲奈には「怖すぎる」と多くの視聴者を震え上がらせていたが、松井自身は異質な存在だった菊乃を愛おしく感じているという。(以下、ネタバレがあります)

松井玲奈が演じた菊乃は早梅の働く旅館「かたおか」に出入りする人気芸者だが、その正体は「かたおか」の副社長で早梅の初恋相手である片岡成吾の同級生・加賀美明。酷いイジメにあっていた明は成吾の優しさに好意を持ち顔を変えて再び目の前に現れるが、早梅への気持ちを捨てきれない成吾のため、2人が結ばれることに異様に執着する役どころであった。

目的達成のために早梅の夫・正弘を誘惑し離婚に追い込んだり、早梅を崖から突き落としたりともはや常人では理解できない狂気をみせ、壱成から「蛇みてえだな」と揶揄されていた菊乃。またドラマでは「彼女が苦しめば苦しむほど私は楽しくて仕方がない」と語るなど原作にはない設定も加わっており、「めちゃくちゃ歪んでる」「怖すぎ」と視聴者を恐怖に陥れていた。

そんな強烈な印象を残した菊乃だが、松井は自身のInstagramで「原作を読んだ時から私は菊乃がとても好きで、この人の人生を大切に演じたいと思っていました」と綴っている。「誰かに憧れ、羨んでみても、自分は何者にもなれない。その葛藤の中で生きていた彼女の姿は、時に異質で理解されないこともあったでしょう。それでも、彼女の核にある想いを大切にしたい、その一心で向き合っていました」と丁寧な役作りを行ってきたことを明かしたうえで、「演じ終えてもなお、菊乃、そして明が愛おしく感じます」と愛のあるコメントを残した。松井が撮影中に“菊乃”という異質な存在に真正面から向き合い、理解しようとするなかで生まれた彼女だけの愛着なのだろう。

そんな松井の熱演に、原作者の橘オレコ氏もTwitterで「菊乃の気持ちに寄り添うように丁寧に演じてくださって、毎回感動していました。大切なキャラの1人だったので本当に嬉しかったです」と感謝を述べている。特に最終回に早梅と“直接対決”するシーンは圧巻で、「演技に圧倒されました」「涙出てきた」と多くの視聴者の心を揺さぶっていた。

『プロミス・シンデレラ』への出演は「私の大きな財産」と断言した松井玲奈。2015年にSKE48を卒業してからは女優として『海月姫』『エール』など多くのドラマで存在感を放ってきた彼女だが、今回の役柄が更に彼女の才能を開花させたことは間違いないだろう。今年11月には初主演映画『幕が下りたら会いましょう』の公開も控えており、着実に女優としての道が開けているようだ。

画像は『松井玲奈 2021年9月15日付Instagram「『プロミス・シンデレラ』全10話ご覧いただきありがとうございました。」』『TBS「プロミス・シンデレラ」【公式】 2021年9月11日付Instagram「いよいよ最終回」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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