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【海外発!Breaking News】ドーベルマンが子猫を受け入れて授乳 母の愛は種の垣根を超える(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年9月18日 16時38分

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数週間前に出産したばかりのドーベルマンに捨てられていた生後間もない子猫を見せてみると、ドーベルマンは子猫の母親代わりとなって面倒を見始めた。子犬より一回り以上も小さい子猫を潰してしまわないようにと繊細な優しさを見せており、種を超えて母の愛を見せたドーベルマンの姿には「人間よりも思いやりの心がある」と感心する声があがっている。『USA TODAY』などが伝えた。

米ニューヨーク州ジェネセオ在住のブリタニー・カランさん(Brittany Callan)は先月末、叔母の家の雨どいの掃除を手伝っていた時にガレージの裏から子猫が鳴く声を聞いた。

「私は動物が大好きなので、もちろん確認しに行きましたよ」と話すブリタニーさんは、生後間もない子猫が1匹でいるのを見つけた。発見当時の様子を『Daily Paws』に語っているが、「子猫の母親が戻ってくるかもしれない」と考えたブリタニーさんは、一緒に掃除をしていたいとこのニコル・ギブズさん(Nicole Gibbs)と共に子猫を見守っていたそうだ。

しかし夜11時になっても母猫が現れる様子がなかったので、ブリタニーさんは子猫を保護することにした。そして亡き父親が好きだった米歌手ナット・キング・コールの曲にちなんで、子猫を“ランブリン・ローズ(Ramblin’ Rose)”と名付けた。

ランブリンのお腹には乾いたへその緒の一部が残っており、生後わずか数日と判断したブリタニーさんはランブリンにミルクを与えなければと気付いた。

当時、ブリタニーさんの家では飼い犬のドーベルマン“ルビー(Ruby、4)”が8月18日に6匹の子犬を産んだばかりだった。そこでブリタニーさんは、ルビーが子犬たちと一緒にランブリンにも授乳をしてくれないかと考えた。

ルビーにランブリンの匂いを嗅がせてみると、子犬にするのと同じようにランブリンの体を舐め始めたという。そしてブリタニーさんはランブリンの口にルビーの乳首を当てるとしっかり母乳を飲み、ルビーもランブリンを拒否することなく受け入れたのだ。

「ルビーはすぐにランブリンに懐いて、全く気にする素振りを見せませんでした」と当時を振り返るブリタニーさんは、栄養を補うためにルビーの母乳だけでなく、子猫用のミルクを購入してランブリンに与えているという。

ルビーの母乳とブリタニーさんからのミルクで、4.37オンス(約124グラム)だったランブリンの体重は1週間ほどで7.27オンス(約206グラム)にまで増えた。

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