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【海外発!Breaking News】結婚式でゲストの女性が怪我、新郎一家に480万円の賠償金命じる(英)

TechinsightJapan / 2021年9月21日 18時20分

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新郎新婦の晴れ舞台である結婚式では、誰もが幸せな気持ちになることだろう。だが友人の結婚式で怪我をした女性が、新郎一家を訴えるという何とも後味の悪いニュースがイギリスから届いた。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。

2016年9月、英プリマスに住むゴシア・アンソニーさん(Gosia Anthony、49)は友人のアニアさん(Ania)とクリス・リチャードソンさん(Chris Richardson)夫妻の結婚式に参加した際、こぼれていた飲み物に足を滑らせて転倒し怪我をした。

ゴシアさんは会場となったハートフォードシャー州ウェルウィンのパブ「The White Horse」の運営会社「セラードア・パブズ社(Cellar Door Pubs Ltd.)」を訴え、このほど裁判官から約32000ポンド(約480万円)の損害賠償が認められた。同社は新郎クリスさんの一家が経営していたという。

結婚式当日、新婦アニアさんの家に滞在していたゴシアさんがワインを2~3杯飲んだ後にフラットシューズに履き替え、ダンスフロアで踊っていた時に事故は起きた。

ゴシアさんは当時の状況について、セントラル・ロンドン・カウンティー裁判所でこう証言している。

「部屋が暗く、ディスコのライトがありました。ダンスをしていて左足をついた時に滑ってしまい、バランスを崩しそのまま転倒しました。とても痛かったので何か悪いことが起きたと思いました。」

「部屋の中は大音量にもかかわらず、まるでゴムが弾けるような音がしたのです。何かが切れたようで、その後すぐに痛みが走りました。」

ゴシアさんは他のゲストに連れられて帰ったが、翌朝になってもまだ痛みが残ったままだった。医師の診察を受けると、太もも裏側の筋肉の腱が骨から引き剥がされた状態で「左ハムストリング剥離損傷」と診断されたという。

その後、母国ポーランドで治療を受けたゴシアさんは4インチ(約10.2センチ)も縮んだハムストリングを元の位置に戻すため、3本のネジで固定したそうだ。法廷では「怪我から5年経った今も、座っている時に痛みを感じる」と明かした。

またショートパンツや水着を着た時、見える位置に5インチほど(約12.7センチ)の傷跡が残り、さらに松葉杖をついていたため五十肩になってしまったという。

彼女の弁護人であるマーク・キング氏(Mark King)は、この事故は店側の管理不足が原因でパブの運営会社であるセラードア・パブズ社に過失があると主張した。

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