【海外発!Breaking News】捜索救助犬の資格を得て7時間半後、行方不明者を見事発見したボーダーコリー(英)
TechinsightJapan / 2021年9月26日 19時20分
鋭い嗅覚を武器に行方不明者の捜索にあたる救助犬の活躍ぶりは、ニュースなどで目にすることがあるだろう。このほどイギリスで、捜索救助犬として採用されたボーダーコリーが資格を取得してわずか7時間半後に行方不明者を発見し、ヒーロー犬として称えられた。『The Mirror』が伝えている。
捜索救助犬の資格を得たボーダーコリーの“オリー(Ollie)”は9月20日、地元警察からの緊急事態に対応し行方不明者や遭難者の捜索・救助活動を支援するチーム「ローランドレスキュー(Lowland Rescue)」の一員となった。
そしてチームに加わってからわずか7時間半後、オリーはほかの4頭の犬とともに行方不明者の捜索に成功したという。
オリーが所属する「サーチドッグサセックス(Search Dogs Sussex)」のTwitterでは「火曜日の満月にあわせて、ルーシーと彼女の愛犬オリーがローランドレスキューの審査に合格し、レベル2の捜索チームとして活動できるようになりました!」と、オリーと飼い主でトレーナーのルーシー・ブラウンリグさん(Lucy Brownrigg、35)を正式にチームに迎え入れたことを報告したばかりだった。
それから数時間後、オリーのTwitterアカウントからは「資格を得てから7時間半後、サセックス捜索救助隊、サセックス警察と一緒にルイスで最初のコールアウトを受けました。幸い行方不明者は無事に発見され、良い結果となりました」と投稿された。
ルーシーさんはわずか数時間後に起こった出来事に対し、「言葉が出ません…」と驚きながらこのように明かした。
「私たちがテストに通過したのはその日の昼間で、捜索の要請があったのは夜の8時くらいでした。」
「オリーはプレッシャーにも負けず本当によくやってくれました。間違いなく普段とは違う何かを感じていたのでしょう。そこには知らない人たちがいて、私からアドレナリンが出ているのを感じ取ったのだと思います。昼間のテストで長い時間をかけて捜索していたにもかかわらず、本当に頑張ってくれました。」
サーチドッグサセックスのウェブサイトによると、ローランドレスキューの捜索救助犬になるには3つの資格のレベルがあり、オリーが該当するレベル2では犬とトレーナーが2キロの道とその両側25メートルの範囲の捜索を60分以内にクリアしなければならず、2年ごとに再評価が必要だという。
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