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【海外発!Breaking News】あざの切除手術により感染症で片脚を切断した少女、今では木登りするまでに(米)

TechinsightJapan / 2021年11月2日 16時14分

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アメリカで生まれつき脚に大きなあざがあった少女が、生後4か月の時にあざの切除手術を受けた。ところが手術後に感染症にかかり、片脚を切断する羽目になってしまったという。少女は現在7歳になるが、ハンディキャップをものともせず器械体操や木登りを楽しみ、前向きに過ごしていることを『New York Post』『The Sun US』などが伝えた。

米カリフォルニア州オーシャンサイド在住のジェシー・ダウンズさん(Jesse Downs、38)とソーニャさん(Sonja、41)夫妻には4人の子供がいる。そのうち長女のプレスリーちゃん(Presley、7)は、1歳の時に脚を切断する手術を受けた。

プレスリーちゃんが脚を切断することになったのは、生まれつき右脚にあった大きな黒いあざが原因だった。2014年4月27日に生まれたプレスリーちゃんは、脚に「巨大先天性色素性母斑」と呼ばれる特殊な母斑があり、医師から「10パーセントの確率で母斑ががん化することがある」と言われた両親は娘のあざを取り除く手術を希望した。

ソーニャさんはプレスリーちゃんのあざを切除するための治療費を補うため、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で募金を呼びかけた。そしてプレスリーちゃんが生後4か月を迎える前の2014年8月21日、シカゴの病院で手術を受けることになった。

プレスリーちゃんのあざは足からふくらはぎにかけて広範囲だったこともあり、手術はあざを切除した部位にエキスパンダーで引き伸ばした別の部位の皮膚を移植するという大がかりなもので、4回にわたって行われることになった。ところが2015年6月18日に3回目の手術が終わった後、あざを除去した部位が感染症に罹患してしまったのだ。

脚はあっという間に感染症に蝕まれ、最終的にふくらはぎから下を切断することになってしまった。ソーニャさんは当時のことをこのように振り返っている。

「皮膚移植や様々な処置を行っているうちに、切除した部位が感染してしまったのです。感染症と判明した時にはすでに手遅れで、みるみるうちに悪化してしまいました。プレスリーのあざはなくなりましたが、彼女の脚を救うことはできませんでした。」

「それから『見た目だけの理由であざを切除するなんて』と非難する人たちに悩まされることになりました。私たち夫婦は見た目だけの理由ではなく、娘に健康で長生きできる最高のチャンスを与えたかったのです。脚を失うことは決して望んでいませんでした。」

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