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【海外発!Breaking News】ハイキング中にケガで動けなくなった犬 12歳少年がボーイスカウトで得た知識を活かし救助(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年11月18日 21時0分

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キャンプや募金活動などで見かけることの多いボーイスカウトの子どもたち。自主性やたくましさなどを育てることを目的に活動しているという。そんなボーイスカウトに参加していた12歳の少年が、このほど身につけた知識とスキルを活かしてハイキングコースで動けなくなっていた犬を救出した。『KITV』などが伝えている。

今年8月、ボーイスカウトとして活動しているデイヴィッド・キング君(David King、12)はメリットバッジ(Merit Badge)を取得するために母親のクリスティンさん(Christine)と一緒にハイキングをしていた。

メリットバッジというのはボーイスカウトにおける技能や知識習得の証であり、様々な活動に参加することによって得られるものだ。デイヴィッド君は今回ハイキングのバッジを取得するため、米ハワイ州オアフ島にあるハイキングコース「ワイマノ・トレイル(Waimano Trail)」を歩いていた。

15マイル(約24キロ)の長距離ハイキングで、残り2~3マイル(約3.2~4.8キロ)でゴールを迎えようとしていた時、ジェイディさん(JD)とエイミーさん(Aimee)と名乗るカップルに出会った。

デイヴィッド君は「何があったのかはよく分かりませんでしたが、犬が地面に横になっていたので『何か必要なものはありますか』と尋ねると、2人は『はい』と答えたんです」と当時を振り返った。

道に迷ってしまったというジェイディさんたちは持ってきた水がなくなってしまい、携帯の充電が切れてしまっていた。さらに横になっていた愛犬でピットブルの“スモーキー(Smokey)”が、ハイキング中に肉球に切り傷を負ってしまい歩けなくなってしまったという。

とにかく動いて帰ろうとしていたジェイディさんたちだったが、スモーキーはブルーノーズピットブルという種で体重が100ポンド(約45.3キロ)もあった。最初はスモーキーを背負って行こうとしたそうだが、ハイキングの装備に加えて45キロもあるスモーキーを担いで歩くのは難しかった。

当時は日が傾き周囲が暗闇に包まれ始めており、危険な状態が近づいていた。デイヴィッド君とクリスティンさんは持っていた水をジェイディさんらと分け合い、この状況を打破する方法を考えた。そして解決策を思いついたのがデイヴィッド君だった。

デイヴィッド君は以前に応急処置のメリットバッジを取得する際に、イーグルスカウト(ボーイスカウトの最高ランク)である兄から教わった方法を思い出した。

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