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【海外発!Breaking News】「ステージ3の乳がんを教えてくれた」 飼い主に鼻を押し当てて伝え続けた愛犬(英)

TechinsightJapan / 2022年1月6日 21時0分

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言葉が通じなくても、大好きな飼い主のために異変を訴え続けた愛犬が話題を呼んでいる。イギリス在住の女性は自身の右胸に愛犬がしつこく鼻を押し当てて匂いを嗅ぐ行動を疑問に思い、病院で検査を受けるとステージ3の乳がんであることが発覚した。愛犬のおかげでがんを知ることができた女性は「私の命を救ってくれたヒーロー犬」とSNSに綴り、感謝しているという。『The Mirror』などが伝えている。

英ウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォード在住のアンナ・ニアリーさん(Anna Neary、46)は、2018年にステージ3の乳がんが発覚した。症状はほとんどなかったそうで、がんの発見に一役買ったのは飼っているラブラドール・レトリバーの“ハーヴィー(Harvey、4)”だった。

ある日アンナさんが家で寛いでいた時、ハーヴィーがアンナさんの上に座ったという。この行動はいつも通りだったが、ハーヴィーはアンナさんの右胸に強く鼻を押し当てた。アンナさんは「2018年9月のことでしたね。ハーヴィーは何かを失くしてしまったかのように、匂いを嗅いでいました」と当時を振り返っている。

あまりにしつこいハーヴィーにアンナさんは「止めて」と指示したが、その行動は2~3週間も続いたという。アンナさんはハーヴィーの異常な行動について、「特に何も思いませんでしたよ。ハーヴィーはただ私の右胸の上で横になり、とてもしつこく匂いを嗅いでいました」と明かした。

それから6週間後、ハーヴィーの行動に疑問を持ち始めたアンナさんは病院で検査を受けることにした。すると右胸にしこりが見つかり、ステージ3bの進行性の乳がんでリンパ節への転移も判明した。大好きなアンナさんに異変が起きていることに早い段階で気がついたハーヴィーは、言葉が通じない代わりに行動でなんとか伝えようとしていたのだ。



ハーヴィーのおかげですぐに治療を始めることができたアンナさんは、3年以上かけてようやく寛解に至った。現在は年に一度マンモグラフィー検査を行い、経過をみているというアンナさんは「ハーヴィーのおかげで今、私はここにいられるんです」とハーヴィーの行動を褒め称えた。

アンナさんは今月3日、Facebookに「この子は私の命を救ってくれたヒーロー犬です!」と綴り、ハーヴィーの愛らしい笑顔の写真とともに今回の経験を投稿した。コメント欄には「なんて素晴らしい子なの」「本物の命の恩人だ」「文を読んだだけで涙が出てきた」「犬を飼っていてこれほど嬉しいことはないね」「本当に犬って素晴らしい」などといったコメントが寄せられている。



なおハーヴィーのように、過去には元野良犬が飼い主の乳がんを知らせて恩返ししたり、飼い猫が左胸に寄り添い続けて乳がんを知らせてくれたという事例も話題を呼んでいた。

画像は『Anna Neary 2022年1月3日付Facebook「So long story short this beaut saves my life my harvey in 2018」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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