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【海外発!Breaking News】磁石を使った釣りで不発弾を発見した9歳少年、自宅に持ち帰り騒ぎに(英)

TechinsightJapan / 2022年1月10日 21時0分

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イギリス在住の9歳の少年が、磁石を垂らして水中の金属を探す「マグネットフィッシング」で第一次世界大戦時の不発弾を発見した。少年はそれを自宅に持ち帰ったことで、とんでもないことになってしまったようだ。『The Daily Star』などが伝えた。

英ランカスターに住むウィリアム・ハートレイ君(William Hartley、9)は、昨年のクリスマスに「マグネットフィッシング」の道具一式を手に入れた。

マグネットフィッシングとは強力な磁石に太いロープを繋ぎ水中の金属を引き上げる釣りで、外遊びが大好きなウィリアム君が唯一、クリスマスにおねだりしたものだった。

ずっと欲しかった釣り道具を手に入れたウィリアム君は、祖父ニックさん(Nick)と一緒に家の近くの運河に出向き、古い鎖や硬貨などを見つけては喜んでいたが、クリスマスから3日後のこと、強力な磁石で思いがけないものを釣り上げた。

ウィリアム君の父アンドリューさん(Andrew、41)はその日のことをこう振り返る。

「ウィリアムは引き上げたものを写真に撮って送ってきていたのですが、突然電話してきて『家には持ち込めないようなものを釣り上げた』というのです。何事かと思って家の外で2人を待っていたのですが、息子が持ち帰った物を見てショックを受けました。」

「それは長さ約30センチほどの不発弾で、私はとりあえずそれを自宅の車庫に置くと、警察に電話をしたのです。」

こうしてアンドリューさんの自宅には午後10時15分、武装した警察官がやって来て車庫の周りを封鎖、付近は物々しい雰囲気に包まれた。警察官らは車庫に誰も入らないように告げると、不発弾の写真を撮って爆弾処理班に画像を送り待機した。



アンドリューさんは「それは第一次世界大戦時の砲弾で、彼らは『80%の確率で大丈夫だと思うが、爆発する危険が20%残っている』と言って、私たちは避難を強いられました。爆弾処理班によって不発弾が処理されるまで10時間を要しました」ととんでもないことになってしまったことを明かし、こう続けた。

「当のウィリアムは『釣り具はこれまでで最高のクリスマスプレゼントだよ』と喜び、『休みが明けたら、学校のみんなに今回の発見について教えてあげるんだ』と意気揚々としていましたよ。」



興奮冷めやらぬウィリアム君は「またマグネットフィッシングに行きたい」と、次回のお宝探しを楽しみにしているという。

画像は『The Daily Star 2022年1月9日付「Lad, 9, caught WW1 bomb on fishing trip before armed cops swooped on property」(Image: Andrew Hartley / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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