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【海外発!Breaking News】生後14日の赤ちゃん、飼い犬に頭部23か所を噛まれ死亡 おもちゃと勘違いか(英)

TechinsightJapan / 2022年1月12日 21時50分

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英ケンブリッジシャー、ヤックスリーで2018年、生後14日の赤ちゃんが飼い犬に襲われて死亡した。今月11日、ピーターバラで死因審問が行われ、悲劇的な事故の詳細が明らかになった。『The Sun』などが伝えている。

事故があったのは2018年11月18日の深夜2時頃で、ルーベン・マクナルティ君(Reuben McNulty)が6歳ほどのスタッフォードシャー・ブル・テリアのオス“ドッティ(Dottie)”に襲われた。

事故当時、ルーベン君はソファーの上に置かれた小さなクマの形のベビーベッドに寝ており、母エイミー・リッチフィールドさん(Amy Litchfield)は睡眠薬を飲んで隣で眠っていた。また父ダニエル・マクナルティさん(Daniel McNulty)は家の外でたばこを吸っていた。

ドッティは母子と同じ部屋の犬用ベッドで大人しくしていたが、ダニエルさんが部屋に戻ると血まみれで、口の周りについた血を舐めていたという。

当時の緊急通報の記録では、ダニエルさんがオペレーターに「パートナーが寝ている間に、うちのクソ犬が息子を襲ったようだ…。泣いているのが聞こえる。息子は流血しているんだ。なんてことだ!」と話したことが分かっており、ルーベン君はその後、アデンブルックズ病院にヘリコプターで搬送された。

ルーベン君は頭部を23か所も噛まれており、脳や脊柱、頭蓋骨に重い怪我をして事故から約3週間後の12月13日に亡くなった。生命維持装置を外して3日後のことだった。

法獣医学の専門家サイモン・ニューベリー氏(Simon Newbury)は、審問で「ドッティはルーベン君の泣き声か何らかの動きに反応し、小さな獲物か音が出るおもちゃと間違えた可能性がある。攻撃は1分か、それ以上続き、ルーベン君は犬にくわえられたまま振り回されたと推測している」と述べた。

エイミーさんは2頭のスタッフォードシャー・ブル・テリアを誕生直後から育てており、2頭はそれまで攻撃的な態度を見せたことは一度もなかったそうだが、事故後に安楽死されている。

実はソーシャルワーカーが、ルーベン君が生まれる前から「犬と赤ちゃんだけにしないように」と警告していたが、一家のもとを何度か訪ねたことがある助産師やソーシャルワーカーは「赤ちゃんのそばにいた2頭を引き離したことが度々あった。事故が起きる6日前もそうだった」と明かし、ルーベン君の両親が「2頭は大丈夫」と過信し、警告をしっかりと受け止めていなかったと指摘する声があがっていた。そしてルーベン君の死後、ダニエルさんとエイミーさんは育児放棄の容疑で一度は逮捕されたが、2020年12月に不起訴処分となっていた。

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