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【エンタがビタミン♪】辻仁成の愛息弁当に太田光代社長が「あなた様は凄い」。ついには「家庭料理のレシピ」連載依頼まで。

TechinsightJapan / 2014年9月22日 12時55分

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今年7月に女優の中山美穂と離婚が成立し、ひとり息子と2人だけの生活が始まった作家でミュージシャンの辻仁成。夏休みの間は親子で日本に滞在していたが9月から始まる新学期に合わせて、2人は生活の拠点であるパリへ戻った。辻のツイッターにはパリでの日々の生活が綴られているのだが先日、息子の遠足のためにと彼がこしらえたお弁当の写真には思わず、胸が熱くなるものがあった。

辻仁成のツイッターを読んで驚くのは、子どもの学校に関する親の出番が非常に多いことである。パリは原則として小学生頃までは、通学時に親が送り迎えしなければならない。そして新学期早々行われた懇談会では、校長先生も出席して2時間半たっぷり。翌週には、来年から子どもが通うコレージュ(フランスの前期中等教育)の説明会があるという。懇談会は白人マダムの中、ただひとりの日本人、そして男性。分からないフランス語も出てくるので辞書を片手に、父は必死だという。だが辻は“子どもに恥ずかしい思いはさせない”と、子育てには非常に手をかけている。

辻が手作りにこだわり毎日のように腕を振るっているのが、洋食の家庭料理だ。8月下旬にパリに帰ってから作ったのはズッキーニの子羊肉詰めオーブン焼きや、小麦粉からソースを作るビーフストロガノフ風ハヤシライスなど。朝食もパンと飲み物だけ―という日が無く前の日の残り物であっても、必ず手を加えてアレンジし息子に食べさせているようだ。毎日の掃除洗濯、市場やパン屋を回っての食料品の買い出しと、今回は新学期にそなえて文房具などの買い揃え。辻がツイッターで「仕事に集中できない」と思わず弱音を吐いた日があるのは、よほどのことだったのだろう。また料理上手なことが有名になり、ついには「家庭料理のレシピ連載」を頼まれたことがツイッターで明かされている。「シェフ作家。笑。」と記しているが、離婚していなければこのような仕事は舞い込んではこなかっただろう。

今までは夫婦2人、家事も子育ても分担して乗り越えてきたことが全て彼に集中しているので、生活のリズムを掴むだけでも今は大変である。離婚騒動直後は理不尽な理由でレーベルから「日本ツアーの中止」を提案されたが、すでにチケットが販売されていたこともありやむなく辻は自腹ツアーを敢行。このツアーが好評で、11月にはアンコール公演が決定している。ツアーには夏休みだった息子も同行したようだ。どんな困難にも負けずひたすら自分の幸せを願いながら、毎日頑張っている父の姿は彼の心にどのように刻まれたのだろうか。

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